BUSINESS

自分の人生の中にビジネスがある。起業塾やコンサルの答えを「正解」にしなくていい

起業して数年経つと、
いろいろなことを知るようになります。

起業塾に入ったり、
コンサルを受けたり、
SNSで成功している人の発信を見たり。

「こうした方が売れる」
「今はこれをやった方がいい」
「この導線が正解」
「毎日発信した方がいい」

始めたばかりの頃には知らなかったことを、
たくさん知るようになります。

それ自体は、もちろん悪いことではありません。

でも知識や経験が増えたからこそ、
一度考えてみてほしいことがあります。

今やっていることは、

本当に自分で選んだことでしょうか。

それとも、

「先生に言われたから」
「コンサルに言われたから」
「成功している人がやっているから」

という理由で続けていることでしょうか。



起業して数年経つと「自分の判断」が見えにくくなることがある

起業したばかりの頃より、
数年経った人の方が難しいことがあります。

それは、

正解らしきものを、たくさん知ってしまっていること。

集客ならこれ。

SNSならこれ。

商品設計ならこれ。

売上を上げるならこれ。

いろんな方法を知っているからこそ、

「これもやらなきゃ」
「あれも必要かもしれない」

と、どんどんやることが増えていきます。

そして気づいた時には、

自分がどうしたかったのかよりも、

誰かから教えてもらった正解を守ること

の方が優先されてしまうことがあります。


昔の私は「毎週グルコンに参加して」と言っていました

今だから言えるのですが、

数年前の私は、
グループコンサルのメンバーに

「毎週参加してね」

と言っていました。

もちろん、
参加することで得られることがあると思っていたのも本当です。

でも今振り返ると、

もっと私を頼ってほしかったんだと思います。

完全に自分都合ですよね。

そこは反省しています。

毎週同じ人の話を聞いて、
毎週その人の考え方に触れていたら、

当然、その人から大きな影響を受けます。

言い方は悪いですが、

毎週私の話ばかり聞いていたら、
私の考えが正解みたいになりやすい(笑)。

でも、それは今の私が作りたい環境ではありません。


今は「毎週来ること」より、自分で行動することを大切にしている

今のグループコンサルでは、
毎週参加する人は以前より減っています。

でも私は、それでいいと思っています。

自分で考えて、

自分で行動して、

自分のお客様と向き合って、

そこで分からないことや、
整理したいことが出てきた時に相談する。

その方が健全だと思うからです。

実際、毎週グルコンに参加しなくても
伸びていく人はいます。

そういう人たちは、
ただ闇雲に行動しているわけではありません。

自分のお客様を見ています。

お客様が何に悩み、
どんな言葉を使い、
何を求めているのか。

そこから出てきた言葉を拾って、

自分の商品や発信、
サービスに落とし込んでいます。

ビジネスは、
講師を見るものではなく、

お客様を見るもの

だと思っています。



コンサルの言う通りにやっても、うまくいかないことはある

これまで、

「コンサルに言われた通りにやったのに、
うまくいかなかった」

という人を山のように見てきました。

私自身がコンサルを受けていた頃に
同じクライアントとしていた人たちもそうですし、

私自身のクライアントの中にもいます。



でもこれは、

「コンサルなんて信用しない方がいい」

という話ではありません。

コンサルも、人です。

経験もあります。

知識もあります。

数値やデータから、
見えることもあります。

私自身もコンサルをする時、

数値から見えることや、

その方がこれまでしてきた行動、

お客様とのやり取りやストーリーから、

「こういう方向もあると思う」

と伝えます。

でも最後には、

自分自身が、それをやりたいかどうか。

ここが大切だと思っています。


「やればうまくいく」と分かっていても、やらない選択があっていい

極端な話、

「今これをやれば、たぶんうまくいく」

という方法があったとします。

でも、

その人の体が明らかに拒否反応を起こしている。

やろうと思うと体が重い。

ずっと後回しにする。

考えるだけでも疲れる。

やり続けるとストレスになる。

そんな状態なら、

私は一度立ち止まった方がいいと思っています。

なぜなら、

嫌々続けている状態で、
長く良い仕事をするのは難しいからです。

売上につながるかどうかだけではなく、

私はこれを続けたいのか。

ここもビジネスでは大事です。

そもそも、ビジネスは「学ぶもの」ではないと思っている

少し乱暴な言い方かもしれませんが、

今の私は、

ビジネスは学ぶものではない

と思っています。

もちろん知識は必要です。

マーケティングも、
数字の見方も、
発信も、
Webも学べます。

でも、

学ぶことそのものが
ビジネスではありません。

ビジネスは、

自分のお客様のために何ができるのかを考えて、
それを言葉にし、
行動に変えること。

だと思っています。


そのために、

講座やコンサルという環境があります。

答えをもらうためではなく、

自分の考えを整理したり、

自分では気づけなかった視点をもらったり、

自分の方向性を確認したりするための場所です。


私自身も、コンサルは「答え合わせ」として使っていた

以前、

自分が考えているコンサルの方向性に
もう少し自信を持ちたくて、

私のクライアントへのコンサルを、
当時の私のコンサルの先生に見てもらったことがあります。

そこで欲しかったのは、

「正解を教えてください」

ではありませんでした。

私はこういう方向に持っていきたい。

私はこう考えている。

それを伝えて、

先生からも

「私もそう思う」

と言ってもらった時に、

よし、この方向でいいんだ。

と確認する。


私にとってコンサルは、

答えをもらうというより、方向性の確認

に近かったのだと思います。

昔うまくいった方法を、ずっと続けなくてもいい

起業して数年経った人ほど、

昔うまくいったことを
手放しにくくなることがあります。

その時は、
それが成功要因だったからです。

でも、

時代は変わります。

お客様も変わります。

自分の生活も変わります。

大切にしたいことも変わります。

その時には必要だったことが、

今の自分には
もう必要ないこともあります。

「昔これでうまくいったから」

だけで続けるのではなく、

今の自分にとっても必要なのか。

今のお客様にとって必要なのか。

定期的に見直していいと思います。

経営者は自分。最終判断を誰かに預けない

会社のトップが、

会社のすべての判断を
外部のコンサルタントに任せて、

自分では何も判断しない。

そんな会社は、
あまりないと思います。

一人でビジネスをしていても同じです。

自分が経営者です。

コンサルから意見をもらう。

講師から学ぶ。

データを見る。

成功している人の事例を参考にする。

それは全部、
判断材料です。

でも、

判断そのものではありません。

最後に決めるのは自分です。


自分の人生の中に、ビジネスがある

私は、

ビジネスが人生のすべてだとは思っていません。

自分の人生があって、

家族がいて、

好きなことがあって、

大切にしたい時間があって、

その中に仕事があります。

だから、

「これをやればもっと稼げる」

という理由だけで、
すべてを選ぶ必要はないと思っています。

もちろん売上は大切です。

経営をしている以上、
利益を考える必要もあります。

でも、

何のためにビジネスをしているのか。

そこを置き去りにしたくありません。

自分の人生の中に、
ビジネスがあります。

だからこそ、

誰かの正解に自分を合わせるのではなく、

今の自分にとって、
今のお客様にとって、

何が一番いいのかを考える。

そして、

最後は自分で選ぶ。

それが、
自分のビジネスを経営するということだと思っています。

起業塾やコンサルに依存しないために、3つだけ考えてみてください

今、

「先生に言われたから」

「コンサルに言われたから」

「成功している人がやっているから」

という理由で続けていることがあるなら、

一度この3つを考えてみてください。

1. なぜ私はこれをやっている?

2. これは今のお客様のためになっている?

3. 私は今もこれをやりたい?

3つとも納得できるなら、
そのまま続ければいい。

でも、

「あれ?」

と思うものがあったら、

今の自分に合う形に
選び直してもいいと思います。

よくある質問

起業塾やコンサルの言うことは聞かなくてもいいのでしょうか?

聞かなくていい、ということではありません。

経験者からのアドバイスや、
数値・データから見えることは、
とても大切な判断材料です。

ただし、それをそのまま「正解」にするのではなく、

自分のお客様、自分の状況、自分が大切にしたいものと照らし合わせて最終判断すること

が大切だと思っています。

コンサルに依存しているかどうかは、どう判断できますか?

「コンサルに聞かないと決められない」

「確認してもらわないと不安で行動できない」

という状態が続いているなら、
一度立ち止まってもいいかもしれません。

コンサルは判断してもらう場所ではなく、

自分で判断するための視点を増やす場所

だと私は考えています。

起業して数年経って、何をしたいのか分からなくなった時はどうすればいいですか?

新しいことを増やす前に、

今やっていることを
一度見直してみるのがおすすめです。

昔は必要だったけれど、
今はもう必要ないもの。

誰かに言われて続けているもの。

やめたら少し心が軽くなりそうなもの。

そうしたものを整理すると、

自分が本当に大切にしたいものが
見えやすくなります。

売上につながると分かっていても、やりたくないことはやらなくていいですか?

すぐに「やらない」と決める必要はありません。

まずは、

なぜやりたくないのか。

方法が嫌なのか、
タイミングが違うのか、
そもそも自分が望んでいないのか。

そこを整理してみてください。

必要なことなら、
自分が続けやすい形に変える方法もあります。

それでも強い違和感が続くなら、
手放すという選択もあります。

自分で判断できる経営者になるために大切なことは何ですか?

一番大切なのは、

お客様を見ることです。

講師やコンサルの言葉より先に、

自分のお客様が何に悩み、
何を求め、
どんな言葉を使っているのかを見る。

そこから考え、行動し、
必要なところだけ誰かの力を借りる。

この繰り返しが、
自分で判断できる力につながっていくと思います。

  • この記事を書いた人

ERI

1983年熊本生まれ。
Webデザイナーとして独立後、Web集客・サービス設計・仕組み化など、一人ビジネスを約10年実践。

現在は週3日・1日4時間程度を基本に働きながら、家族との時間、ジャズダンス、ヨガも楽しむ。

40代からの働き方、生き方、自分で選べる人生について発信しています。

著書『おうちコンサルタントの始め方』

夫・娘・愛犬との3人1匹暮らし。
趣味はジャズダンスとホットヨガ。

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