ChatGPTも使っている。
Geminiも触ってみた。
Claudeも気になっている。
文章は以前より早く作れるようになった。
画像も作れる。
ホームページにも挑戦している。
それなのに、申し込みも売上も変わっていない。
むしろ、どのAIを使うかを調べたり、プロンプトを試したり、出てきた文章を修正したりする時間ばかり増えている。
もし今、そんな感覚があるなら、足りないのは新しいAIの知識ではないかもしれません。
AIをビジネスに活用して成果を出すために必要なのは、操作方法やプロンプトを覚えることよりも先に、自分のビジネスを深く掘り起こすことです。
- 誰に、何を、なぜ届けるのか。
- お客様が本当に困っていることは何か。
- 自分はなぜ、そのサービスを提供するのか。
この土台が曖昧なままでは、ChatGPTからGeminiやClaudeへ変えても、ビジネスは大きく変わりません。
AIを使う時間は増えたのに、ビジネスは変わっていない
最近は、
「AIをビジネスに取り入れたい」
「ChatGPTを仕事に活用したい」
「AIで文章やホームページを作りたい」
という相談が増えています。
私が運営している6ヶ月継続コンサルのプレシャインラボでも、Claude Codeのターミナルを使いながら、AIをそれぞれのビジネスに取り入れています。
最初は、メンバー全員でターミナルの設定に手こずりました。
ターミナルを開くこと自体に緊張したり、英語の表示に戸惑ったり、同じ手順で進めても違う画面が表示されたり。
使えるようになるまで、もう少し時間がかかるかもしれないと思っていました。
しかし、1回、2回と進めるうちに、基本的な設定や操作は思った以上に早くクリアできました。
3回目以降は、もう「Claude Codeをどう操作するか」を学ぶ時間ではありません。
それぞれのメンバーが、自分のビジネスにどう取り入れたのか。
どこまでサイトを作ったのか。
何を言葉にできずに止まっているのか。
実際に使ったうえで相談する時間へと変わっています。
AIのテンプレートを使い、自分のサイトを作り始めているメンバーもいます。
これまで頭の中にあったことを言葉にし、Web上へ形にするスピードは、本当に速くなりました。
ただし、ここで一つ、誤解してほしくないことがあります。
メンバーが短期間でAIを使いこなし、ビジネスを爆速で形にできるようになったのは、Claude Codeの使い方を覚えたからではありません。
AIの使い方がわかるから、ビジネスが速くなるわけではない
プレシャインラボのメンバーが速いのは、その前に、ビジネスを深掘りすることの重要性を理解しているからです。
プレシャインラボでは、水曜日にビジネスコンサルを行います。
ここでは、すぐに投稿を作ったり、次の作業を決めたりするのではなく、対話を通してビジネスそのものを掘り起こします。
- 誰に届けたいのか。
- そのお客様は、何に悩んでいるのか。
- なぜ、そのことに悩んでいるのか。
- その悩みの奥には、どんな不安や焦りがあるのか。
- 本当は、どんな働き方や暮らしを望んでいるのか。
- なぜ自分が、その方をサポートしたいのか。
- 自分のどのような経験が、今の仕事につながっているのか。
最初に出てくる答えは、多くの場合、まだ表面的です。
例えば、
「集客に悩んでいる40代女性をサポートしたい」
という答えが出たとします。
これは間違いではありません。
しかし、まだビジネスをつくるための入口にすぎません。
その方は、なぜ集客できないことに悩んでいるのでしょう。
申し込みが入らないことで、日々どんなことを考えているのでしょう。
本当に欲しいのは、売上なのでしょうか。
これまで学んできたことを無駄にしたくないのかもしれません。
家族から、自分の仕事を認めてもらいたいのかもしれません。
家族との時間を守りながら、自分の仕事も続けたいのかもしれません。
「私にもできる」と、もう一度自信を持ちたいのかもしれません。
ここまで掘って、初めてその方に届く言葉が見えてきます。
ビジネスが浅いままAIを使っても、結果は変わらない
ここは、はっきりお伝えしたいと思います。
自分のビジネスを深く掘る感覚がないままAIを使っても、ビジネスの結果は大きく変わりません。
AIを使えば、文章は早く作れます。
SNS投稿も、サービス名も、キャッチコピーも、ホームページも作れます。
しかし、AIに渡す材料が浅ければ、出てくる答えも浅いままです。
例えば、
「40代女性向けの集客サービスの文章を書いてください」
「自分らしく働きたい女性のためのホームページを作ってください」
「申し込みにつながるInstagram投稿を作ってください」
このような指示だけでも、整った文章は返ってくるでしょう。
けれど、その文章は、誰にでも言える言葉になりやすいものです。
そのお客様が、どんな場面で悩んでいるのか。
なぜ、その悩みを抱えているのか。
どんな経験を経て、今そのサービスを探しているのか。
あなた自身は、なぜその仕事をしているのか。
そこまでAIに渡していなければ、その人にしか書けない言葉にはなりません。
AIの性能が低いのではありません。
AIに渡している思考と材料が浅いのです。
ChatGPTが微妙だからGeminiに変えても、解決しない
「ChatGPTを使ってみたけれど、微妙な文章しか出てこなかった」
「Geminiのほうが良いと聞いたので、乗り換えようと思う」
「Claudeなら、もっと自分らしい文章が作れるかもしれない」
このように、使用するAIを変え続けている方もいます。
もちろん、ChatGPT、Gemini、Claudeには、それぞれ特徴や得意分野があります。
しかし、使うAIを変える前に、自分がAIへ何を渡したのかを振り返る必要があります。
どこまで自分の経験を話したでしょうか。
誰に届けたいのかを、どこまで具体的に考えたでしょうか。
なぜそのサービスを提供しているのかを、言葉にしたでしょうか。
返ってきた答えに対して、
「なぜ?」
「もっと具体的には?」
「これは本当にお客様の本音?」
と、さらに問いを重ねたでしょうか。
自分の思考が表面的なままであれば、使用するAIを変えても、大きな違いは生まれません。
AIを変える前に、自分の問いと、ビジネスの深さを見直す必要があります。
AIは答えを作らせるためではなく、深掘りするために使う
私は、AIに完成した答えを作ってもらうためだけに使っているわけではありません。
自分のビジネスや考えを、さらに深く掘るために使っています。
例えば、すぐに文章を書かせるのではなく、
「このテーマについて、私に一問ずつ質問してください」
と依頼します。
なぜ、この仕事をしているのか。
なぜ、そのお客様をサポートしたいのか。
過去に、どんな出来事があったのか。
そのとき、自分は何を感じたのか。
なぜ、この言葉に違和感があるのか。
本当は、何を伝えたいのか。
質問に答えたら、そこで終わらず、さらに深掘りしてもらいます。
AIとの対話を続けることで、忘れていた経験を思い出したり、別々だと思っていた出来事がつながったり、自分でも気づいていなかった考えが言葉になったりします。
答えを求めるのではなく、考えを深める。
これが、私が大切にしているAIの使い方です。
AIをビジネスに活用する基本の5ステップ
AIをビジネスに取り入れるときは、次の順番で進めることをおすすめします。
1.誰に届けるビジネスなのかを考える
年齢や職業だけではなく、その方がどんな毎日を送り、どんな場面で悩み、何を変えたいと思っているのかまで考えます。
2.お客様の悩みの奥を掘る
「集客できない」「発信できない」という表面的な悩みだけで終わらせず、なぜそれが苦しいのかを掘り下げます。
3.自分が提供する理由を言語化する
自分の経験、価値観、違和感、過去のお客様との出来事を振り返り、なぜ自分がこのサービスを提供するのかを言葉にします。
4.AIに質問してもらう
AIへすぐに制作を依頼するのではなく、まだ曖昧な部分を質問してもらい、自分の中にある考えを掘り起こします。
5.言語化した内容をAIで形にする
十分に掘り起こした内容をもとに、記事、SNS投稿、サービスページ、ホームページなどへ展開します。
この順番なら、AIは「誰にでも言える文章を量産する道具」ではなく、自分のビジネスを早く、深く形にする手段になります。
プレシャインラボでは、水曜日に掘り、金曜日に形にする
プレシャインラボでは、水曜日に対話を通してビジネスを掘り起こします。
そして金曜日に、そのうえでAIやSEOを活用し、記事、発信、サービス、サイトなどへ形にしていきます。
水曜日は、ビジネスの土台をつくる時間。
金曜日は、土台の上に、AIを使って仕組みやWeb導線をつくる時間です。
ビジネスを深く考えるだけでは、お客様には届きません。
一方で、土台が浅いままAIで形にしても、表面的なものが増えるだけです。
深く掘ることと、実際に形にすること。
この両方があるから、ビジネスは前へ進みます。
だから私は、Claude CodeやAIの使い方だけを切り取った単体講座は行いません。
AIを活用したサポートは、対話によってビジネスを掘り起こすことの重要性を理解し、継続して自分のビジネスと向き合っているプレシャインラボのメンバーにのみ行っています。
AIだけを教えても、同じ結果にはならないからです。
ここだから、ビジネスの深掘りから言語化、Webへの実装まで、一貫してサポートできます。
AIを使う前に、自分のビジネスを一度整理しませんか?
AIを使ってみたけれど、思ったような文章にならない。
何を質問したらよいのかわからない。
ホームページを作り始めたけれど、何を書けばよいのか決まらない。
発信は増えたけれど、申し込みにはつながっていない。
その場合、必要なのは、新しいAIツールやプロンプトではないかもしれません。
誰に、何を届けたいのか。
お客様は、本当は何に困っているのか。
自分は、なぜこの仕事をしているのか。
まずは、あなたのビジネスを一度、対話しながら掘り起こす必要があります。
個別セッションでは、今の発信やサービス、Web導線を拝見しながら、どこで考えが止まっているのか、何をさらに深掘りする必要があるのかを一緒に整理します。
AIの使い方を学ぶ前に、自分のビジネスの土台を見直したい方は、個別セッションへお越しください。
FAQ
AIをビジネスに取り入れるには、何から始めればよいですか?
最初にAIツールの操作方法を覚えるのではなく、誰に何を届けるビジネスなのかを整理します。お客様の悩み、自分の経験、サービスを提供する理由を言語化したうえで、深掘りや制作の手段としてAIを使うと成果につながりやすくなります。
ChatGPTを使っても良い文章が出ないのはなぜですか?
AIに渡している情報が少ない、または表面的である可能性があります。対象者の年齢や悩みだけでなく、具体的な経験、価値観、お客様の状況、言葉への違和感などを伝え、AIに質問してもらいながら考えを深めることが重要です。
ChatGPTとGemini、Claudeのどれを使うべきですか?
それぞれ特徴はありますが、ツールを変えるだけでビジネスの結果が変わるとは限りません。まず、自分のビジネスをどこまで深く言語化できているか、AIへどのような材料と問いを渡しているかを見直すことが先です。
AIでホームページを作れば集客できますか?
AIを使えばホームページを早く作れますが、作っただけで集客できるわけではありません。お客様理解、サービス設計、検索意図、発信内容、申込導線を整理したうえで、AIを制作や改善に活用する必要があります。
AIの単体講座は開催していますか?
AIやClaude Codeの操作方法だけを教える単体講座は行っていません。プレシャインラボでは、水曜日に対話によってビジネスを深掘りし、金曜日にその内容をAIやSEOで形にしています。AI活用は、ビジネスの土台づくりを継続して行っているメンバーへのサポートとして提供しています。