専業主婦から起業した10年の記録

専業主婦だった私が、Wixとアメブロで初めてWeb集客を試した話

専業主婦だった私が、Wixとアメブロで初めてWeb集客を試した話

こんにちは。
Preshineの有田絵梨です。

「専業主婦から起業した10年の記録」。

前回は、ブライダル・アパレル業界で約10年間働いていた私が、30歳の結婚を機に退職し、専業主婦になったところまでを書きました。

仕事が嫌だったわけではありません。

むしろ接客は天職だと思うほど大好きでした。

それでも、家族との時間を考えた時に、土日もお正月も仕事という働き方をこの先ずっと続けるイメージが持てず、退職することを選びました。

その後、なかなか子どもを授からなかったこともあり、私は約2年間、のんびりと専業主婦として過ごすことになります。

今回は、その専業主婦時代に出会った「個人が個人にビジネスを届ける世界」と、私が初めてWeb集客を試した頃のお話です。

専業主婦になって出会った、まったく知らなかった世界

会社員を辞めてから、私の周りにいる人たちは大きく変わりました。

そこで初めて出会ったのが、

ハンドメイド作品を作って販売している主婦の方や、
自宅でお教室を開いている女性たちでした。

今では珍しくない働き方ですが、当時の私にとってはとても新鮮でした。

それまでの私は、ずっと企業やブランドの中で働いてきました。

会社が商品を作り、

広告を出し、

店舗を構え、

お客様が来店してくださって、

その中で私たち販売スタッフがお客様に商品を提案する。

それが私にとっての「商売」でした。

だから、

個人が自分で商品やサービスをつくり、個人のお客様に直接届ける。

そんな世界があることを、専業主婦になって初めて知ったんです。

素敵なのに、どうやってお客様に知ってもらうんだろう?

ハンドメイドやお教室をしている方たちの商品や作品は、本当に素敵でした。

でも、会社員時代の感覚がまだまだ残っていた私は、作品を見るたびに別のことを考えていました。

「これ、どうやったら売上につながるんだろう?」

「どうやったら、この素敵な商品を知らない人に知ってもらえるんだろう?」

今思えば完全に大きなお世話です(笑)

でも、販売の仕事を長くしてきた私にとって、

どれだけ良い商品でも、
存在を知られなければ売れない。

ということは当たり前の感覚でした。

企業であれば、広告を出したり、店舗を作ったり、ブランドそのものの認知があったりします。

でも、個人にはそれがありません。

だったら、

個人こそ、自分の商品やサービスを知ってもらうための「場所」が必要なんじゃないか。

そう考えるようになりました。

個人にもホームページが必要なんじゃない?

当時は、今ほど簡単にWebサイトを作れるサービスがたくさんあったわけではありません。

私が知っていた無料でホームページを作れるサービスは、Wixくらいでした。

そして当時、主婦のお教室やハンドメイドの世界ではアメブロがとても盛んでした。

そこで私は、

「ホームページをWixで作って、日々の認知活動はアメブロでやったらいいんじゃない?」

と考えました。

今の言葉でいえば、

ホームページという「受け皿」を作り、
ブログで「認知」を広げる。

ということです。

当時の私はマーケティングを学んだこともありません。

Web集客の知識があったわけでもありません。

ただ、

会社員時代にずっとお客様と向き合い、
商品をどう届けるかを考えてきた経験から、

「こうしたらいいんじゃないかな?」

と自然に考えていたんだと思います。

でも、突然やってきた専業主婦の話なんて誰も聞かない

とはいえ、ひとつ問題がありました。

私はつい最近まで会社員だった人。

主婦のお教室の世界では完全な新参者です。

そんな私が突然、

「ホームページを作った方がいいですよ」

「ブログで認知活動をした方がいいですよ」

なんて言っても、

たぶん誰も話を聞いてくれない(笑)

だったら、

まずは自分でやってみよう。

そう思いました。

ちょうどその頃、私自身もハンドメイドやお教室の世界に興味が湧いていました。

ロゼット。

マカロンタワー。

リボン。

フラワーレッスン。

興味を持ったものをいろいろと学び、自分でもレッスンを開催するようになりました。

そして、自分のWixのホームページを作り、アメブロで発信を始めました。

本当に、知らないお客様が来てくれた

すると、少しずつ変化が起きました。

それまで会ったこともない新規のお客様が、毎月来てくださるようになったんです。

友達でもない。

知り合いでもない。

誰かの紹介でもない。

Webで私を見つけて、

「このレッスンを受けてみたい」

と思って来てくださる。

当時の私はまだママではありませんでしたが、

シフト制で働いている看護師さんや、
会社員の方など、

普段の自分の生活だけでは出会うことがなかった方たちも来てくださいました。

これは私にとって、本当に嬉しい体験でした。

個人でも、Webを使えば、これまで出会えなかった人とつながることができる。

それを初めて自分自身で体験したんです。

今振り返ると、

この時の感動が、
その後の私の仕事の原点になっています。

私は昔から「集客」より「どうしたら届く?」を考えていた

今、私は個人でビジネスをされている方に、集客やサービスづくり、ビジネスの仕組み化をお伝えしています。

でも振り返ってみると、

最初から「集客を教える人になりたい」と思っていたわけではありません。

ただずっと、

「この素敵なものを、どうしたら必要な人に届けられるんだろう?」

と考えていたんですよね。

会社員時代もそうでした。

目の前のお客様が何を求めているのかを想像して、その方に合うものをご提案する。

専業主婦になってからも、

素敵な作品を作っている人を見ながら、

「どうしたらもっと知ってもらえるんだろう?」

と考える。

今やっている仕事と、根っこの部分はあまり変わっていないのかもしれません。

でも、この頃はまだ「起業」ではありませんでした

ここまで読むと、

「ここから起業したんですね」

と思われるかもしれません。

でも、まだです。

この頃の私は開業届も出していませんでした。

収益を大きくしようとも考えていませんでした。

何より、この時の私にとって一番大切だったのは妊活でした。

だから、お仕事というよりも、

自分が興味を持ったことをやってみる。

Webを使って発信してみる。

そこから新しい人と出会うことを楽しむ。

そんな時間でした。

でも、この専業主婦時代に経験した、

「自分で考えて、やってみて、お客様の反応を見る」

という小さな実験は、

その後、私がビジネスをしていく上でとても大切な感覚になっていきます。

誰かから「これが正解」と教えてもらったわけではありません。

自分なりに、

「こうしたら届くんじゃないかな?」

と仮説を立てて、

やってみた。

そして、本当にお客様が来てくださった。

今でも私は、ビジネスはこの繰り返しだと思っています。

考える。

やってみる。

お客様の反応を見る。

そして、また考える。

この小さな積み重ねが、
ビジネスを育てていきます。

そんなことを、私はまだ「起業」という言葉すら意識していなかった専業主婦時代に、知らず知らずのうちに経験していました。

そしてその後、2016年4月。

私は娘を出産します。

ところが、娘が生まれてわずか1週間後。

熊本地震が起こりました。

ここから、私の生活は大きく変わっていきます。

そして数ヶ月後、

「○○ちゃんのママという人生だけで終わりたくない」

という、それまでとはまったく違う感情が自分の中に生まれることになります。

次の記事では、

出産、熊本地震、そして子どもを連れてWebデザインスクールに通い始めるまで

を書きたいと思います。


専業主婦から起業した10年の記録

この連載では、専業主婦だった私がWebデザイナーとして開業し、コンサルティング、法人化、年商3,000万円、その後働き方を大きく見直して現在に至るまでを、できるだけリアルに綴っています。

成功したことだけではなく、

勘違いしていたこと。

うまくいかなかったこと。

仕事と家族の間で迷ったこと。

売上が上がったからこそ気づいたこと。

そんな過程もすべて含めた、私の起業10年の記録です。

これから起業したい方にも、
すでに起業しているけれど今の働き方に迷っている方にも、

何かひとつ、ご自身のビジネスや人生を考えるきっかけになれば嬉しいです。

  • この記事を書いた人

有田 絵梨

1983年、熊本県生まれ。青山学院大学 経営学部卒。

ブライダル・アパレル業界を経て、2017年より女性起 業家のWeb集客をサポート。これまで400名以上の実績。「Webスタイリスト®」として、理想のお客様と つながるWebメディアづくりを支援。

初著書『おうちコンサルタントの始め方』出版。

■家族:夫・10歳の娘・愛犬との3人1匹家族
■趣味 :ジャズダンス・ホットヨガ

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