専業主婦から起業した10年の記録

接客が天職だった私が、結婚を機に退職して専業主婦になった理由

接客が天職だった私が、結婚を機に退職して専業主婦になった理由

こんにちは。
Preshineの有田絵梨です。

私が個人事業主として開業してから10年目になります。

今は、主婦・ママ起業家の方を中心に、ビジネスの仕組み化や集客、サービスづくり、AI活用などをサポートしています。

でも、もちろん最初から今の仕事をしていたわけではありません。

会社員だった時代。

結婚して専業主婦になった時代。

「起業」と呼ぶにはまだまだ遠かった時代。

売上を追い続けた時代。

そして、売上が上がったからこそ「私、本当はどんな人生を送りたかったんだろう」と立ち止まった時代。

この10年、本当にいろいろなことがありました。

せっかくなのでこのカテゴリでは、

「専業主婦から起業した10年の記録」

として、私自身のこれまでを少しずつ残していこうと思います。

第1回は、私が会社員を辞め、専業主婦になった頃のお話です。

仕事が嫌で辞めたわけではありませんでした

私は会社員時代、ブライダル・アパレル業界で約10年間働いていました。

ありがたいことに、どちらの業界でもトップセールスを経験しました。

お客様とお話ししながら、

「この方は何を求めているんだろう」

「どんなものをご提案したら喜んでくださるだろう」

と考えることが、とにかく好きでした。

商品を売ることよりも、その方のお話を聞いて、その方に合うものを一緒に見つけていく。

私はずっと、

「接客は自分の天職かもしれない」

と思っていました。

だから、仕事が嫌になって退職したわけではありません。

むしろ大好きな仕事でした。

それでも、20代後半になるにつれて、少しずつ考えるようになったことがありました。

この働き方のまま、結婚生活を続けられるのかな?

ブライダルもアパレルも、世の中がお休みの時こそ忙しい仕事です。

土日も仕事。

祝日も仕事。

お正月も仕事。

世間が大型連休で楽しそうにしている時も、私たちは店頭に立っていました。

独身の頃は、それで何も問題ありませんでした。

仕事が楽しかったし、成果が出ることも嬉しかった。

でも結婚を考えるようになった時、

「この働き方をずっと続けたら、家族と過ごす時間はどうなるんだろう?」

と思うようになりました。

私は、家族で暦通りに休んだり、一緒に年末年始を過ごしたり、そんな普通の暮らしもしてみたかったんです。

仕事を取るか。
家庭を取るか。

そんな大げさな話ではなかったけれど、

今の仕事をそのまま続けながら、私が望む家庭生活をつくるのは難しいかもしれない。

そう感じていました。

30歳、結婚を機に退職しました

当時の私は、アパレルブランドで店長をしながら、複数店舗を見るエリアマネージャーも兼務していました。

30歳で結婚。

そして、そのタイミングで退職しました。

それまで約10年間、ずっと仕事を中心に生活してきた私が、突然「専業主婦」になりました。

今振り返ると、この変化はかなり大きかったと思います。

朝起きて会社に行く必要がない。

売上目標もない。

スタッフのことを考える必要もない。

会議もない。

お客様対応もない。

それまで当たり前にあったものが、全部なくなりました。

でも当時は、

「これからは少しのんびりしよう」

くらいに思っていました。

すぐに子どもを授かれたらいいなと思っていたこともあり、仕事を探すこともせず、そのまま専業主婦になりました。

ところが、なかなか子どもはできませんでした。

結果的に、そこから約2年間。

私はのんびりと専業主婦として過ごすことになります。

専業主婦になって初めて知った世界

会社員を辞めてから、私の周りにいる人たちも大きく変わりました。

そこで初めて知ったのが、

ハンドメイド作品を販売している主婦の方や、
自宅でお教室を開いている女性たちの世界でした。

会社員時代の私は、企業やブランドの中で働くことしか知りませんでした。

会社があって。

商品があって。

店舗があって。

広告や販促があって。

その中で、私たちはお客様に商品を届けていました。

だから、

「個人が、個人に対して商品やサービスを提供する」

という世界が、とても新鮮だったんです。

素敵なアクセサリーを作っている人。

お菓子やお花を教えている人。

自宅で小さなお教室を開いている人。

皆さん本当に素敵なものを持っていました。

ただ、会社員時代の感覚がまだ抜けていなかった私は、そんな皆さんを見ながら、

「これ、どうやったらもっと売上につながるんだろう?」

と、勝手に考えていました(笑)

完全に大きなお世話です。

でも、

どれだけ素敵な商品があっても、
知られなければお客様には届かない。

企業やブランドではなく、個人だからこそ、

「まず、自分の存在を知ってもらう場所が必要なんじゃないか」

と思ったんです。

そしてここから、今の私につながる最初の小さな実験が始まります。

当時はまだ、まさか自分が起業するなんて思ってもいませんでした。

開業届も出していません。

仕事にしたいとも、それほど考えていませんでした。

一番の優先は妊活。

私はただ、

「個人でもWebを使えば、もっと新しいお客様とつながれるんじゃないか?」

ということを確かめてみたくなったんです。

次の記事では、

専業主婦だった私が、自分でハンドメイドやお教室を始め、Wixとアメブロを使って初めてWeb集客を試した頃

について書きたいと思います。

この小さな実験が、その後の私の仕事の原点になっていきます。


専業主婦から起業した10年の記録

この連載では、専業主婦だった私がWebデザイナーとして開業し、コンサルティング、法人化、年商3,000万円、その後働き方を大きく見直して現在に至るまでを、できるだけリアルに綴っています。

成功した話だけではなく、

うまくいかなかったこと。

勘違いしていたこと。

売上が上がったからこそ見失ったこと。

そして今、大切にしていること。

そんなことも含めて残していきます。

これから起業したい方や、すでに起業しているけれど「このままでいいのかな」と感じている方に、何かひとつでも考えるきっかけになれば嬉しいです。

  • この記事を書いた人

有田 絵梨

1983年、熊本県生まれ。青山学院大学 経営学部卒。

ブライダル・アパレル業界を経て、2017年より女性起 業家のWeb集客をサポート。これまで400名以上の実績。「Webスタイリスト®」として、理想のお客様と つながるWebメディアづくりを支援。

初著書『おうちコンサルタントの始め方』出版。

■家族:夫・10歳の娘・愛犬との3人1匹家族
■趣味 :ジャズダンス・ホットヨガ

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