専業主婦から起業した10年の記録

AIを使えばビジネスが変わるわけではない。AI時代ほど「自分の言葉」が必要な理由

AIを使えばビジネスが変わるわけではない。AI時代ほど「自分の言葉」が必要な理由

こんにちは。
Preshineの有田絵梨です。

「専業主婦から起業した10年の記録」。

ここまで、

専業主婦だった私がWebの可能性に出会い、

Webデザイナーとして開業し、

売上10万円にも届かない時期を経て、

ビジネスを学び、

コンサルティングの仕事を始め、

月商200万円、

法人化、

年商3000万円、

そしてその先で働き方を見直してきた過程を書いてきました。

そして今。

私の仕事に大きな変化を与えているものの一つが、

AIです。

私は現在、Claude Codeをかなり仕事に取り入れています。

使い始めて約4ヶ月。

日々の仕事の中で、

私のビジネスのこと。

お客様のこと。

これまで大切にしてきた考え方。

発信してきた言葉。

サービスのこと。

そんなものを伝えながら使っているので、

少しずつ私の脳内を理解してくれる存在になってきています。

でも今日は、

「Claude Codeを使った方がいいですよ」

という話をしたいわけではありません。

むしろ、

AIが当たり前になってきた今だからこそ、

改めて大切だと思っていることを書きたいと思います。

今回、Web上の仕組みを約6時間でつくりました

少し前に、

一つの企画のために、

LP。

ワークを行うためのページ。

登録後のサンクスページ。

動画を見てもらうためのページ。

という一連のWeb導線をつくりました。

これらを形にするまでにかかった時間は、

約6時間です。

以前の私だったら、

構成を考えて、

文章を書いて、

デザインして、

HTMLやCSSを調整して、

リンクを確認して、

スマートフォン表示を確認して。

数日かかっていたと思います。

今はAIを使うことで、

実装にかかる時間をかなり短くできるようになりました。

これは、本当に大きな変化です。

でも。

ここだけを見ると、

「AIを使えば簡単にWebサイトが作れるんだ」

「Claude Codeを使えば仕事が早くなるんだ」

と思われるかもしれません。

でも私は、

そこが本質ではないと思っています。

Claude Codeが勝手にビジネスを考えてくれたわけではない

今回のページも、

Claude Codeが勝手に

「こういう企画をやりましょう」

と考えてくれたわけではありません。

誰に届けるのか。

何を伝えるのか。

どんな順番で見せるのか。

どんな言葉を載せるのか。

ページを見た方に、
何を感じてほしいのか。

その後、
どんな行動につなげたいのか。

そこを考えているのは、

私です。

AIは、

私が考えたものを
形にするスピードを大きく上げてくれる。

でも、

何を形にするのかを決めるのは、自分。

ここは変わりません。

AIへの指示より先に、自分のビジネスを言葉にできるか

AIを使っていると、

「どんなプロンプトを書けばいいですか?」

と聞かれることがあります。

もちろん、
指示の出し方にもコツはあります。

でも、

私はそれより前に大切なことがあると思っています。

それは、

自分自身が、自分のビジネスをどこまで言葉にできているか。

ということです。

例えば、

「私のサービスを売れるようにしてください」

とAIに言っても、

それだけでは難しい。

誰に届けたいのか。

その人は今、何に困っているのか。

なぜそのサービスが必要なのか。

自分はどんな価値を提供できるのか。

どんな言葉なら、
そのお客様に届くのか。

そこを自分自身が分かっていなければ、

AIも「それっぽい答え」しか返せません。

AIの性能が上がれば上がるほど、

ここはもっと重要になると思っています。

誰でも「それっぽいもの」を作れる時代になった

今は、

文章も、

画像も、

企画も、

Webサイトも、

AIを使えばかなりのところまで作れます。

以前なら、

専門的なスキルがなければできなかったことも、

できるようになってきました。

これは、すごく素晴らしいことです。

一方で、

誰でもある程度
「それっぽいもの」を作れる時代にもなりました。

それなら、

これから差になるものは何だろう。

私は、

その人自身が、何を考えているのか。

だと思っています。

どんな経験をしてきたのか。

何を大切にしているのか。

誰の役に立ちたいのか。

お客様をどう見ているのか。

自分は何を提供したいのか。

そこが言葉になっている人ほど、

AIを使った時に、
その人らしいものを形にできる。

逆に、

自分の中が曖昧なままAIを使うと、

どこかで見たような文章。

どこかで見たようなサービス。

どこかで見たような発信。

になりやすい。

AI時代だからこそ、

私はますます

「自分の言葉を持つこと」

が大切になると思っています。

私はAIに「答え」を求めているわけではない

私は日常的にAIと壁打ちをします。

考えていることを投げる。

整理してもらう。

違う角度から質問してもらう。

文章にしてみる。

実装してもらう。

いろいろな使い方をしています。

でも、

最終的な判断は必ず自分でします。

「これは違う」

「これは私っぽくない」

「ここはもっとお客様のことを考えたい」

と思うこともたくさんあります。

AIが出してきたものを
そのまま採用しているわけではありません。

むしろ、

AIとのやり取りを通して、

「私は本当はどう考えているんだろう?」

と自分自身に問い直すこともあります。

だから私にとってAIは、

答えをくれる先生というより、

自分の思考を深めたり、形にしたりするための右腕

に近い存在です。

AIを使って生まれた時間を、何に使うのか

そしてもう一つ、

AI活用でとても大切だと思っていることがあります。

それは、

AIによって生まれた時間を何に使うのか。

ということです。

例えば、

今まで30分かかっていた仕事が、
AIを使って5分で終わったとします。

25分空きます。

そこで、

「やった、あと3つ仕事を増やせる」

と考えることもできます。

でも私は、

その25分を、

お客様のことを考える時間に使いたい。

今、何に困っているんだろう。

本当はどんな言葉を求めているんだろう。

このサービスは、
今のお客様に合っているだろうか。

なぜ申し込んでくださったんだろう。

なぜ申し込まなかったんだろう。

そんなことを考える。

私は、

この時間がビジネスにおいて
ものすごく大切だと思っています。

AI活用も、仕組み化も、目的は同じ

前の記事でも書きましたが、

私はビジネスの仕組み化を

「効率化のため」

に教えているわけではありません。

仕組み化することで、

24時間の中に余白をつくる。

頭の中にも余白をつくる。

そして、

その余白でお客様を考える。

AIも同じです。

AIで仕事を速く終わらせること自体が
ゴールではありません。

その結果として、

自分が本当に考えるべきことに
時間を使えるようになる。

私はそこに価値を感じています。

仕組み化もAIも、
お客様をもっと深く考えるための余白を生み出す手段。

今の私は、
そう考えています。

ビジネスの飛躍を生むのは、結局「想像すること」

起業していると、

新しい集客方法。

新しいSNS。

新しいAIツール。

新しいノウハウ。

どうしても、
新しいものに目が向きます。

もちろん、
必要なものは取り入れればいい。

私もAIをどんどん取り入れています。

でも、

ビジネスの根っこは、
そこまで大きく変わっていないと思っています。

目の前のお客様を想像する。

何を求めているのか考える。

仮説を立てる。

行動する。

反応を見る。

また考える。

私は会社員時代から、

ずっとこれをやってきました。

専業主婦の頃、
ハンドメイドのお教室をしながら

「どうしたら知らない人に届くんだろう?」

と考えていた時も同じでした。

コンサルタントになった今も同じです。

そしてAI時代になった今も、

結局、一番大切なのは

お客様をどれだけ想像できるか。

だと思っています。

AI時代だからこそ、自分の内側を見る

AIが便利になればなるほど、

外から答えをもらうことは簡単になります。

聞けば、
すぐに答えてくれる。

文章も作ってくれる。

アイデアも出してくれる。

だからこそ私は、

その前に一度、

自分の内側を見ることが必要だと思っています。

私は何を考えている?

誰に届けたい?

何を大切にしている?

今のお客様は、
本当は何を求めている?

何がうまくいっていて、
何がうまくいっていない?

そこが見えていれば、

AIはものすごく強い味方になります。

でもそこが曖昧なまま、

「AIが何とかしてくれる」

と思ってしまうと、

また自分のビジネスの答えを
外に探しに行くことになる。

私は、

AI時代だからこそ、

自分のビジネスを、自分の言葉で説明できる人でありたい。

と思っています。

10年前と、やっていることは意外と変わっていない

この連載を書きながら、

改めて自分の10年を振り返りました。

専業主婦だった頃、

素敵なハンドメイド作品を見ながら、

「どうしたらこれを必要な人に届けられるんだろう?」

と考えていた私。

あれから、

Webデザインを学び、

起業し、

コンサルティングを始め、

法人化し、

売上も大きく変わり、

AIまで使うようになりました。

でも根っこでは、

今も同じことを考えています。

お客様は何を求めているんだろう。

私はどうしたら、その人の役に立てるんだろう。

そのために、

使える技術は使う。

仕組みもつくる。

AIも使う。

でも、

考えることだけは手放さない。

それが今の私の
ビジネスとの向き合い方です。


専業主婦から起業した10年の記録

この連載では、

専業主婦だった私がWebデザイナーとして開業し、

「ままごと起業」だった時期から、

コンサルティング、

法人化、

年商3000万円、

働き方の見直し、

そしてAIを取り入れた現在までを綴ってきました。

10年の間に、

使うツールも、

働き方も、

提供するサービスも、

大きく変わりました。

でも、

お客様を想像すること。

自分で考えること。

自分の言葉を持つこと。

ここは、
これから先も変わらないと思っています。

新しいものを取り入れながらも、

自分のビジネスの主導権は、
自分で持っている。

そんな働き方を、
これからも続けていきたいと思っています。

有田絵梨
Preshine

  • この記事を書いた人

有田 絵梨

1983年、熊本県生まれ。青山学院大学 経営学部卒。

ブライダル・アパレル業界を経て、2017年より女性起 業家のWeb集客をサポート。これまで400名以上の実績。「Webスタイリスト®」として、理想のお客様と つながるWebメディアづくりを支援。

初著書『おうちコンサルタントの始め方』出版。

■家族:夫・10歳の娘・愛犬との3人1匹家族
■趣味 :ジャズダンス・ホットヨガ

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