実は、数年前から心の中にある気持ちがあります。
それは、もう一度、接客・販売の仕事をしてみたいということ。
大学卒業後、ジュエリー、ブライダル、アパレル業界で約10年間働いてきました。
店頭での接客や販売はもちろん、店長やエリアマネージャーとして、店舗運営やスタッフ育成にも携わってきました。
もちろん大変なこともたくさんあったけれど、振り返ると、やっぱりあの仕事が好きだったんだと思います。
今はWebの仕事をしています。
この仕事も好きだし、これからも続けていきたいと思っています。
でも、それとは別に、もう一度お店に立ちたい。
そんな気持ちが、ここ数年ずっとあります。
娘が10歳になって、少しずつ変わってきたこと
私がWebの仕事を始めたのは、娘がまだ1歳だった頃。
当時、子育てをしながら以前のようなサービス業に戻るという選択肢は、私の中にはありませんでした。
土日が忙しい仕事ですし、平日であっても閉店作業まで考えれば帰宅は遅くなります。
だからこそ、時間や場所を自分で調整できるWebの仕事を選びました。
そして、あれから約10年。
娘も10歳になりました。
小さかった頃と比べると、私が外に働きに出ることへのハードルは、少しずつ下がってきているように感じます。
でも、実際に考えてみると、まだ簡単ではありません。
10年以上離れた現場に戻れるのだろうか
気になっていることの一つが、長いブランクです。
この10年で、店舗の仕組みは大きく変わったと思います。
例えば、決済システム。
レジの操作一つとっても、私が働いていた頃とは違うでしょうし、在庫管理や顧客管理の方法も変わっているはずです。
Webの仕事をしてきたので、デジタルの仕組みにはある程度慣れているつもりですが、実際の店舗での仕事はまた別の話。
もちろん、接客の基本は変わらないと思っています。
目の前のお客様が何を求めているのか。
どんなご提案をしたら喜んでいただけるのか。
そういうことを考えるのは、今でも好きです。
でも、以前のように現場で動けるのかと聞かれたら、自信があるとは言えません。
体力のことも、正直気になっている
そして、43歳になった今、体力的な不安もあります。
今もダンスを続けていますし、体を動かすことは好きです。
でも、好きな時間に運動することと、決められた時間ずっと立ち続ける仕事は違います。
若い頃は当たり前にできていたことが、今も同じようにできるとは限りません。
だからこそ、もう一度働いてみたいのであれば、少しでも早いうちに現場の感覚を取り戻したい。
そう思う一方で、もう遅いのかな、と考えてしまうこともあります。
一番気になるのは、家族の暮らしが変わること
そして、何より考えるのは家族のこと。
今は自宅で仕事をしているので、仕事の時間を調整しながら、家のことや娘のことにも対応できています。
でも、外に働きに出るとなれば、今と同じ生活はできません。
これまで私がしていた家事を、家族にお願いすることも増えるでしょう。
土日や夕方の過ごし方も変わるかもしれません。
それは、私が働き方を変えるというだけではなく、家族みんなの生活が変わるということ。
私が接客・販売の仕事をもう一度やってみたいという気持ちを、家族はどう感じるんだろう。
そのために、今までとは違う役割分担を受け入れてくれるだろうか。
まだ家族と具体的に相談しているわけではないけれど、そんなことを考えると、簡単には踏み出せません。
それでも、もう一度やってみたい
今のWebの仕事を辞めたいわけではありません。
むしろ、これからも続けていきたい。
クライアントとの仕事も、Webの仕組みを考えることも、私にとって大切な仕事です。
そのうえで、週に数日でも、もう一度接客・販売の現場に立つことができたらいいなと思っています。
この10年で、私自身の経験もずいぶん変わりました。
以前は接客や販売を中心に仕事をしていましたが、今はWebの仕組みやデジタルのことも考えるようになりました。
そんな今の自分が、もう一度店頭に立ったら、どんなふうに感じるのだろう。
それもちょっと楽しみだったりします。
ただ、現実的に考えると、勤務時間や休日、体力、家族との生活など、簡単には解決できないことがたくさんあります。
結局は、今の環境で働き続けることを選ぶのかもしれません。
でも、数年前からずっと心にある気持ちなので、今日は一度、言葉にしてみました。
今すぐ答えを出すつもりはありません。
ただ、43歳になった今も、もう一度やってみたいと思える仕事がある。
そんな自分の気持ちも、大切にしたいと思っています。