「自分のお金は、自分で持っていたい。」
40代になった今も、私はそう思っています。
こう書くと、
「夫の収入だけでは不安なの?」
「将来、何かあった時のため?」
「自立したいってこと?」
と思われるかもしれません。
でも、私の場合は少し違います。
夫の収入に不安があるわけでもないし、いつか離婚するために自分のお金を持っておきたい、ということでもありません(笑)。
ただ単純に、
自分や家族の楽しみに、自分の判断で使えるお金を、自分の手元にも持っていたい。
それが、今の私にとって心地いいのです。
我が家は、基本的には夫の収入で生活しています
まず最初に、我が家のお金のことを少し書いておきます。
基本的な生活費は、夫の収入でまかなっています。
私の仕事の収入から固定的に出しているものとしては、習い事などがあります。
それ以外では、家族旅行や、これまでで言えば引っ越しなど、突発的に大きなお金が必要になった時に、私の収入から出すことがあります。
残ったお金はすべて使うのではなく、
・事業への再投資
・家族の突発的な支出
・今後のためのプール
として残しています。
私は、家計のすべてを自分の収入で支えているわけではありません。
「夫がいるからできる働き方でしょ」と言われたら
そう思われることもあると思います。
「ご主人が生活を支えてくれているから、週3日・1日4時間なんて働き方ができるんでしょ」
はい、そうです。
その通りです。
基本的な生活を夫の収入で支えてもらっているからこそ、私は今、自分にとって心地よい仕事量を選べています。
そして、私が専業主婦からWebデザインを学び、起業できたのも、生活を支えてくれる夫がいたからです。
これは紛れもない事実です。
すぐに家族の生活費を稼がなければいけない状況ではなかったから、学ぶことができた。
試すことができた。
少しずつ仕事を育てることができた。
だから私は、そこを否定するつもりはありません。
むしろ、とても感謝しています。
「夫に甘えているだけでは?」と言われても、そうかもしれません
これも、そう思われるなら仕方がないと思っています。
私は夫に甘えている部分があります。
でも、それを悪いことだとは思っていません。
夫婦なのだから、頼れるところは頼ればいい。
夫が支えてくれる部分があって、私が出す部分もある。
どちらがいくら出したかを競いたいわけではありません。
夫も副業をしていた時期がありますが、そのお金を何に使うかについて私に細かく確認することはありませんでした。
私も、自分のお金を使う時に夫に「これ買っていい?」と聞くことはありません。
それぞれが働いて得たお金について、ある程度それぞれの裁量がある。
我が家は、そんな感覚です。
それでも、自分で自由に使えるお金は持っていたい
夫に支えてもらっている。
それでも私は、自分の収入を持っていたいです。
特に大きいのは、
自分や家族の「楽しみ」に使えるお金を、自分でも持っていること。
私なら、ダンスや美容。
街に出て、
「これ欲しいな」
と思った時に、買えるお金がある。
友達と食事に行く。
美容院に行く。
ダンスのレッスンに通う。
家族で旅行に行く。
何か楽しいことを思いついた時に、
「これは家計から出していいかな」
と毎回考えなくてもいい。
自分が働いて得たお金から、自分で考えて使える。
私にとって、それはかなり大きな自由です。
自分で稼ぐようになって、むしろ散財しなくなりました
「自由に使えるお金が欲しい」と書くと、
好きなものをどんどん買いたい人のように見えるかもしれません。
でも実際は、逆です。
独身で会社員だった頃の私は、かなりモノにお金を使っていました。
あれも欲しい。
これも欲しい。
洋服も欲しい。
バッグも欲しい。
今振り返ると、今よりずっと「買うこと」に意識が向いていたと思います。
でも起業して、自分で仕事をして、自分でお金をいただくようになってから、使い方がかなり変わりました。
今は、服もほとんど買いません(笑)。
買えないからではありません。
確かな目的がないと買わなくなった。
それが一番近いです。
何かの不満を解消するために買う。
気分が落ちているから買う。
とりあえず欲しいから買う。
そんな買い物は、もう何年もほとんどしていません。
自分で働いていただいたお金だからこそ、
「これは本当に使いたいものなのか」
を以前より考えるようになりました。
40代になって、モノより経験にお金を使うようになった
今の私は、モノよりも「経験」にお金を使いたいと思うことが増えました。
ダンス。
美容。
旅行。
家族との時間。
自分の身体を整えること。
学ぶこと。
事業に投資すること。
20代、30代の頃と比べると、
「何を持っているか」
より、
「どんな時間を過ごしたいか」
の方が大切になっています。
40代になって、ようやく自分が何にお金を使うと満足するのかが分かってきたのかもしれません。
自分の収入がゼロになったら、今すぐ困るわけではない
では、もし私の仕事の収入がゼロになったらどうなるか。
今すぐ生活ができなくなるわけではありません。
夫の収入があります。
だから、
「私が稼がないと明日から暮らしていけない」
という状況ではありません。
それでも、自分の収入が完全になくなって、それが長く続いて、自分で自由に使えるお金が少しずつなくなっていく状態は、私は嫌だと思います。
生活できるかどうかだけではないんです。
自分や家族の楽しみのために使えるお金がある。
自分で何かを選びたい時に、選べるお金がある。
その状態を、私は持っていたい。
私にとっての「経済的自立」は、全部一人で背負うことではない
「経済的自立」という言葉を使うと、
生活費をすべて自分で稼ぐ。
夫に頼らない。
一人でも生きていけるだけの収入を持つ。
そんなイメージがあるかもしれません。
もちろん、それを目指す人もいると思います。
でも、私は「誰にも頼らないこと」だけが自立だとは思っていません。
家族に頼る。
夫婦で支え合う。
助けてもらう。
そのうえで、
自分の人生に必要な選択肢を、自分でも持っている。
それが、今の私にとっての自立です。
夫に支えてもらっていることに感謝している。
そして同時に、自分にも仕事と収入がある状態でいたい。
この二つは、私の中ではまったく矛盾していません。
「自分で稼げる」という感覚は、これからも持っていたい
私は2016年にWebデザインを学び、2017年にフリーランスのWebデザイナーとして独立しました。
そこから、Web制作だけではなく、コンサルティング、サービス設計、Web集客、仕組み化、AI活用など、仕事の内容も少しずつ変わってきました。
最初から今の仕事を想像していたわけではありません。
その時々で、自分に必要なことを学び、自分の仕事を作り直してきました。
だから、私が持っていたいのは、
「この仕事がずっとなくならない安心」
ではありません。
何か変わっても、また自分で考えて、仕事を作れるという感覚。
それがあることの方が、私は安心します。
40代になった今、欲しいのは「もっと稼ぐこと」だけではない
30代の頃は、売上を伸ばすことに夢中だった時期もありました。
もっと仕事を増やしたい。
もっとサービスを作りたい。
もっと売上を伸ばしたい。
そんな時期がありました。
でも43歳になった今は、少し違います。
私は現在、週3日・1日4時間程度を基本に働いています。
それ以外の時間には、
家族がいる。
ダンスがある。
ヨガがある。
友達との時間がある。
自分の生活があります。
だから今は、
売上を最大化することよりも、自分に必要な収入を、自分に合う働き方で作ること。
その方が大切です。
自分で自由に使えるお金があることは、私にとって「選べること」
自分のお金は、自分で持っていたい。
それは夫に頼りたくないからではありません。
むしろ、たくさん支えてもらっています。
そのことには感謝しています。
それでも、
ダンスに行きたい。
美容に使いたい。
旅行に行きたい。
家族で楽しいことをしたい。
事業に投資したい。
「これがやりたい」と思った時に、自分でもお金を出せる状態でいたい。
私にとって、自分で稼ぐことは、
自分の人生の選択肢を持つこと。
なのだと思います。
誰にも頼らず生きることが、自立ではない。
支えてもらうことに感謝しながら、それでも自分の仕事と収入を持つ。
私はこれからも、そんな状態でいたいと思っています。
よく聞かれそうなことに答えます
ご主人の収入があるから、そんな働き方ができるんですよね?
基本的な生活を夫の収入で支えてもらっているからこそ、今の働き方を選べています。
週3日・1日4時間程度という働き方も、その環境があるからできている部分があります。
そこを隠すつもりはありませんし、むしろ感謝しています。
それって、ご主人に甘えているだけでは?
甘えている部分はあると思います。
私は、それを否定する必要はないと思っています。
夫婦なので、頼れるところは頼る。
そのうえで私は私で仕事を持ち、自分で得た収入を持っていたい。
今の私には、そのバランスが心地いいです。
生活費を全部自分で払っていないのに、経済的に自立していると言えるのでしょうか?
私は、経済的自立を「生活費をすべて一人で負担できること」だけで定義していません。
自分の人生で何かを選びたい時に、自分にも選択肢があること。
自分で仕事を作り、収入を得る力を持っていること。
私はそこを大切にしています。
自由に使えるお金が欲しいだけでは?
自分や家族の楽しみのために、自分の判断で使えるお金は持っていたいです。
ただ、自分で仕事をしてお金をいただくようになってからは、むしろ散財しなくなりました。
何に使うかは、以前よりずっと考えるようになっています。
専業主婦から起業できたのも、環境に恵まれていたからですよね?
そうです。
生活を支えてくれる夫がいたからこそ、私はWebデザインを学び、起業することができました。
そこは紛れもない事実です。
だからこそ、その環境にはとても感謝しています。
ただ、環境があったことと、その中で自分が学び、仕事を作ってきたことは、私の中では別の話でもあります。
支えてもらいながら、自分の力も育ててきた。
それが私のこれまでです。
夫婦なのに「自分のお金」を持つ必要はありますか?
家庭によって考え方は違うと思います。
我が家の場合は、それぞれが働いて得たお金について、ある程度それぞれの裁量があります。
私にはその形が合っています。
正解がある話ではなく、夫婦それぞれが心地よい形を見つければいいと思っています。
40代から自分の収入を作るのは遅くありませんか?
私は遅いとは思いません。
40代には、これまでの仕事、家庭、人間関係、得意なこと、失敗したことなど、すでにたくさんの経験があります。
新しいことを始める時も、本当の意味でゼロからではありません。
会社員、副業、パート、フリーランス、起業。
方法は何でもいい。
自分に合う形で、自分の選択肢を少しずつ増やしていけばいいのではないでしょうか。