プレシャインラボ

「これで合っていますか?」と確認しているうちは、起業してもビジネスは前に進まない

起業したのに、なかなか行動できない。

サービスの内容を決めても、発信する前に不安になり、誰かに「これで合っていますか?」と確認したくなる。

コンサルタントやAIに意見を求めることは、決して悪いことではありません。

ただ、誰かから「それで正解です」と言ってもらうまで動けない状態が続くと、自分のビジネスを自分で動かすことが難しくなります。

起業すると、最後に正解のハンコを押してくれる上司はいません。

必要なのは、最初から正解を当てることではなく、自分で一度決めて動き、結果を見ながら修正していく力です。

先日のPreshine Labのグループコンサルでも、この「誰かの正解を探してしまうこと」が話題になりました。

起業したのに行動できないのは、正解を探しているから

会社員として働いていた頃は、確認してから進めることが正しい仕事の進め方だった方も多いと思います。

仕事の手順があり、分からないことがあれば上司に確認する。

作業が終われば報告し、承認をもらって次へ進む。

会社という組織の中では、必要なことです。

ところが、自分でビジネスを始めると、最終的に判断するのは自分になります。

どのサービスを提供するのか。

誰に届けるのか。

いくらで販売するのか。

どのタイミングで募集するのか。

どんな言葉で発信するのか。

すべてに、あらかじめ用意された正解があるわけではありません。

それでも私たちは、不安になると自分の外側に正解を探し始めます。

「ほかの人はどうしているのだろう」

「この方法で本当に合っているのだろうか」

「もっと良い方法があるのではないか」

「もう少し学んでから始めた方がよいのではないか」

考えることは大切です。

でも、正解が分かるまで動かないでいると、ビジネスはいつまでも始まりません。

ビジネスは、やってみなければ分からない

ビジネスには、出してみなければ分からないことがたくさんあります。

「このサービスなら、きっと喜ばれる」

そう思って募集しても、反応がないことがあります。

反対に、

「まだ十分に整っていない気がする」

と思いながら出したものに、予想以上の反応が届くこともあります。

どれだけ考えても、お客様がどのように受け取るかまでは分かりません。

だからこそ、六割、七割でも、一度動かしてみることが大切です。

もちろん、何も考えずに出せばよいという話ではありません。

今の自分が考えられるところまでは考える。

お客様に届けられる状態まで準備する。

そのうえで、完璧になるまで止まり続けるのではなく、一度世の中に出してみる。

実際の反応を見て、

「この部分は伝わっていた」

「ここは分かりにくかった」

「この言葉には反応があった」

「この内容は求められていなかった」

と知ることができます。

最初から正解を当てるのではなく、動いた結果を見ながら正解に近づけていく。

これが、自分でビジネスをするということなのだと思います。

コンサルを受けても行動できない人に起きていること

コンサルタントに相談することは、自分の考えを整理するうえで、とても役立ちます。

一人で考えていると、いつも同じところで止まってしまったり、自分では見えない思い込みに気づけなかったりするからです。

ただし、コンサルタントから毎回答えをもらうことが目的になってしまうと、いつまでも自分で決められるようにはなりません。

「それで合っています」

「次はこれをしてください」

「この順番で進めてください」

誰かにそう言ってもらわなければ動けない状態では、相談相手がいないとビジネスが止まってしまいます。

私は、コンサルタントの役割は、すべての正解を渡すことではないと思っています。

なぜ、それをしたいのか。

誰に届けたいのか。

その選択によって、何を実現したいのか。

本当は、自分はどうしたいのか。

対話をしながら、その人の中にある考えや判断基準を一緒に見つけていく。

そのうえで、最後は本人が決める。

大切なのは、私が考えた正解を持ち帰ることではありません。

自分のビジネスについて、自分で判断できるようになることです。

「もう少し整えてから」が、行動しない理由になることもある

正解を確認したくなる背景には、

「失敗したくない」

「間違った方向に進みたくない」

「限られた時間やお金を無駄にしたくない」

という気持ちがあります。

特に、家族との時間を大切にしながら仕事をしていると、使える時間は限られています。

できるだけ遠回りしたくないと思うのは当然です。

ただ、間違えないことを優先しすぎると、判断を先延ばしにしてしまうことがあります。

発信する前に、何度も文章を直す。

サービスを出す前に、内容を増やし続ける。

ホームページを公開する前に、細かい部分を修正し続ける。

募集を始める前に、また別の講座で学び始める。

本人は準備をしているつもりでも、実際には「決めること」を避けている場合があります。

ビジネスで必要なのは、一度も間違えないことではありません。

動いた結果を見て、必要に応じて修正できることです。

「ここは違ったから、次は変えてみよう」

「この部分は伝わっていたから、残しておこう」

そうやって一つずつ判断していくことで、自分のビジネスがつくられていきます。

自分で決めることと、一人で考えることは違う

自分で決めるというと、

「全部一人で考えなければならない」

「人に頼ってはいけない」

と感じる方がいるかもしれません。

そうではありません。

分からないことは、教えてもらってよい。

経験者の意見を聞いてよい。

コンサルタントと一緒に考えてよい。

AIを使って、頭の中を整理してもよい。

ただし、誰かに決めてもらうために相談するのではなく、自分で決めるために相談する。

ここには、大きな違いがあります。

コンサルタントから提案された方法が、自分の生活や価値観に合わなければ、選ばなくてもよいのです。

AIがつくった文章に違和感があれば、そのまま使う必要はありません。

ほかの人が成功した方法でも、自分のお客様には合わない可能性があります。

いろいろな意見を聞いたうえで、

「私は、こちらを選びます」

と決める。

その判断の積み重ねが、その人らしいビジネスになっていきます。

「これで合っていますか?」を別の質問に変えてみる

誰かに相談するときは、

「これで合っていますか?」

ではなく、自分の考えを添えて質問してみてください。

たとえば、

「私は、このお客様に届けたいと思って、この内容にしました。伝わりにくい部分はありますか?」

「この方向で一度試してみようと思っています。見落としている点はありますか?」

「今回はこれを優先しようと考えています。考えられるリスクはありますか?」

自分の考えを持ったうえで相談すると、対話の内容が変わります。

相手から正解をもらう時間ではなく、自分の考えを深める時間になるからです。

そして、相談したあとは、

「では、私はこれでやってみます」

と決めて動く。

ビジネスが前に進むのは、正解を教えてもらったときではありません。

自分で決めて、実際に動いたときです。

Preshine Labは、自分で考え、実装する場所です

Preshine Labでは、ビジネスの方向性、サービス、価格、発信、Web、AI活用などについて、グループコンサルを行っています。

水曜日は、ビジネスについて深く考える時間。

金曜日は、AIやWebを使いながら、考えたことを実際の形にしていく時間です。

私が一方的に正解を渡し、そのとおりに進めてもらう場所ではありません。

対話を通して、

誰に何を届けたいのか。

今は何を優先するのか。

何をやらないと決めるのか。

これから、どの方向へ進みたいのか。

一人ひとりが、自分のビジネスに必要な判断をできるようになることを大切にしています。

考えるだけで終わらず、実際に形にする。

形にしたものを世の中に出し、反応を見て、また考える。

Preshine Labは、その繰り返しを一緒に進める場所です。

「これで合っていますか?」と誰かの許可を待ち続けるのではなく、

「私はこれでやってみます」

と、自分で決めて動けるようになりたい方へ。

Preshine Labについて、詳しくはご案内ページをご覧ください。

https://preshine.jp/lab

よくあるご質問

起業したのに自分で決められないのは、なぜですか?

会社員時代に、上司へ確認してから仕事を進めてきた方ほど、起業後も誰かの承認や正解を求めやすいことがあります。まずは自分なりの考えを持ち、小さく実行して結果を見る経験を重ねることが大切です。

コンサルタントには、答えを教えてもらわない方がよいのでしょうか?

方法や知識を教えてもらうことは必要です。ただし、すべてをコンサルタントに決めてもらうと、自分で判断する力が育ちにくくなります。答えをもらうためではなく、自分の考えを整理し、判断するために相談することが大切です。

正解が分からない状態で行動するのが不安です

最初から大きく動く必要はありません。今の段階でできる範囲まで準備し、小さく試して反応を確認します。ビジネスでは、最初から正解を当てることよりも、結果を見ながら修正できることの方が重要です。

コンサルタントとは、どのような仕事ですか?

コンサルタントは、相談者の現状や課題を整理し、専門知識や経験をもとに、解決策や具体的な進め方を提案する人です。

ただし、コンサルタントがすべてを決め、相談者がその指示どおりに動けばよいということではありません。

特に個人のビジネスでは、生活環境、価値観、お客様、使える時間などが一人ひとり異なります。そのため、一般的な正解をそのまま当てはめるのではなく、対話を通して、その人のビジネスに合った選択肢を一緒に考えることが大切です。

Preshine Labでは、方法や知識をお伝えするだけでなく、なぜそれをするのか、誰に届けたいのかまで整理し、実際の行動やWeb・AIを使った実装につなげています。

コンサルとコーチングの違いは何ですか?

一般的にコンサルティングは、コンサルタントの専門知識や経験をもとに、課題の分析、解決策、具体的な方法を提案するものです。

一方、コーチングは、質問や対話を通して、本人の中にある考えや答えを引き出し、自分で目標や行動を決められるように支援するものです。

簡単に分けると、

コンサルティングは「方法や選択肢を伝えること」
コーチングは「本人の考えや答えを引き出すこと」

に重点があります。

ただし、実際の支援では、どちらか一方だけで進めるとは限りません。

知識や経験が必要な場面では、具体的な方法をお伝えする。自分の方向性や優先順位を決める場面では、対話を通して考えを深める。

Preshine Labでも、コンサルティングとコーチングの要素を使い分けながら、考えることと実際に形にすることの両方を支援しています。

有田絵梨のコンサルティングには、どのような特徴がありますか?

有田絵梨のコンサルティングは、一般的な正解や成功パターンを一方的に当てはめるものではありません。

まず対話を通して、

今、何に困っているのか。
本当は誰に何を届けたいのか。
なぜ、その方法を選ぼうとしているのか。
家族や生活を含め、どのような働き方を続けたいのか。

を一緒に整理していきます。

そのうえで、サービス設計、価格、発信、セールス、Web、AI活用など、必要な場面では具体的な方法や選択肢もお伝えします。

私は、考えることだけで終わるコンサルティングにはしていません。

方向性を整理したあとは、文章、ホームページ、申込み導線、AIを使った仕組みづくりなど、実際にお客様へ届けられる形にするところまで進めていきます。

一方で、私がすべての答えを決め、指示どおりに動いてもらうことも目的ではありません。

相談者自身が、

「私は、こうしたい」
「今回は、これを選ぶ」
「まずは、この形でやってみる」

と、自分で判断できるようになることを大切にしています。

答えを渡すだけではなく、対話によって考えを深め、必要な方法を伝え、実際の行動や実装まで一緒に進める。

それが、有田絵梨のコンサルティングです。

  • この記事を書いた人

有田 絵梨

1983年、熊本県生まれ。青山学院大学 経営学部卒。

ブライダル・アパレル業界を経て、2017年より女性起 業家のWeb集客をサポート。これまで400名以上の実績。「Webスタイリスト®」として、理想のお客様と つながるWebメディアづくりを支援。

初著書『おうちコンサルタントの始め方』出版。

■家族:夫・10歳の娘・愛犬との3人1匹家族
■趣味 :ジャズダンス・ホットヨガ

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