こんにちは。主婦ママ起業家のためのWeb集客コンサルタント有田絵梨です。
私は今、小学2年生の娘がいます。今朝もこのブログを書く20分前、7時20分に「行ってきまーす!」と娘は笑顔で登校していきました。見送ったあと、諸々の朝の家事、最終盤を終わらせ、コーヒー片手にこのブログを書いています。
私はこうやって、朝の家事を終えたら、パソコンに向かって仕事を始めます。
そして9時からセミナーやコンサル等を行い、12時には基本的に仕事が終わります。午後は自分の時間を過ごしたり、15時には娘が帰ってくるので、習い事の送迎をしたりしていますね。
小学校だと午前授業の日も頻繁にありますし、雨の日や台風の日は休校にもなる。そんな時もこの働き方は何の問題もなく対応が可能です。
家族時間を大切にした働き方をしたいママさんに、実際こうやってできるんだよということを知ってほしい。そしてそこにチャレンジしたい方は全力でサポートしたい。
それが私の今の仕事に対する想い、主婦ママ起業家のためのコンサルタントとしての想いです。
私は「ママ」という言葉が嫌いでした。
そんなことを言いながら、20代の頃は「ママ」という言葉が嫌いでした。私はアパレルに勤務していましたが、トップ2名の上司を除いたら全員女性の会社です。全国に約50店舗、販売員は200名以上でした。
販売員は30代前後が多く、産休・育休をとっている方も多かったんですね。そうなるとその皺寄せがくるのが、はっきり言ってママではない販売員なのです。
どこかの店舗で産休・育休が始まれば、20代の独身で動ける人がどんどん異動になる。復帰しても時短なので、遅番はやっぱり20代独身。マネージャーになって7店舗の担当になった時、大きな商業施設は22時までやっているため、遅番の子は22時30分まで勤務で、自宅に帰るのは23時過ぎです。
危険なこともあったし、お友達や家族との時間もなかなか取れないと相談受けることも多くありました。そして、辞めていくんですね。。。
私も、当時はバリバリ独身でやっていたので、気持ちもわかるし、でも自分ではどうしようもない現実で。。だからほんと最低なんですけど、どこかの店舗で誰かが妊娠したと報告があると、心からは喜べなかったですね。。。
結婚後、さらに苦しくなるママという言葉
私は30歳で結婚したんですけど、そこからは「お子さんは?」と山のように聞かれる生活が待ってました。とは言っても最初の頃は私もすぐ妊娠できるって思っていたんですよね。
ですが、2度の流産で、3度目の妊娠で今の娘に出会えています。
2度目の流産の後は、夫と二人で過ごす生活も考えていたんですけど、そんな時にママ報告やママの友達と会うのが辛かったりというのはありましたね。疎遠になっていったということもあります。
でもね、同時に反省したんです。
こんなに妊娠することは大変で、奇跡なことなんだなって。何でそんな妊娠というものを、周りがママになっていくことを、20代の時の私は、心から喜んであげられなかったんだろうって。
でも、30歳で結婚した今も、素直に喜べない自分もいる。
自分が嫌いになりそうでしたね。
ママになったら、喜びと同時にママとしての不安が溢れ出た
そして33歳の時に娘を出産します。色々なところで話していますが、娘が生まれた1週間後に熊本地震がありました。やっと出会えた娘。その娘を通じて命の誕生の素晴らしさを感じて間も無く、死ぬかもと感じる出来事で、ちょっと心が不安定になりましたね。
それでも、スクスク育つ娘に支えられて、私も念願のママとしての喜びを少しずつ感じられるようになりました。
ですが、本当に身勝手だと思うんですけどね、生後5ヶ月くらいしたら、小児科でも子育て広場でも、どこに行っても「⚪️⚪️ちゃんのママ」とし呼ばれる毎日に不安になっていきました。
喜びだったはずなのに、私個人がない気がして。。。
それで、自分自身で生きていると感じる時間も欲しいな、、何か始めたいなと思って、Webデザインスクールに入学したという経緯が私にはあります。
フリーランスWebデザイナー3日目で突きつけられたママ起業の現実
そして、約8ヶ月のスクーリングを経て、フリーランスWebデザイナーとしてお仕事のスタートを切ろうとしていた矢先、現実を知ります。
スクールで出会った方との繋がりで、私はとある制作案件をご紹介いただきました。企業様の案件ということもあり、単価も高く、ドキドキでしたが受けようと思ったんですね。
担当の方に繋いでいただいて、その方からお電話をもらったのですが。。
「今日の夜、渋谷に来て打ち合わせできますか?」と言われたんです。
当時、私は夫の転勤で東京に住んでいましたが、ほぼワンオペ育児。娘はまだ1歳です。
「ごめんなさい。夜は難しいんです。」
そう告げたら、
デザインの依頼内容をメールで送るので、それを見て、月曜日に一度、デザインの構成を見せて欲しいと言われたんですね。
その日は金曜でした。
土日は保育園もないし、夫も仕事だし。。。何よりこのハイスピードな流れにテンパってしまって。。。結局私には難しいとお断りしてしまいました。
でも、今の私にとってこの経験はありがたかったと思います。
たまたまだったかもしれません。もっとゆっくりとできる仕事も企業案件でもあるのかもしれない。だけど、私はこの時にこの経験をしたことで、個人向けに仕事がしたい。そして、まだまだ甘えだったとは思いますが、私のライフスタイルも理解してくれる人と仕事がしたい。
そう強く思いました。
フリーランスママWebデザイナーとしての更なる現実
そうやって、個人様を相手にお仕事を始めるようになりましたが、制作の仕事は案件を受ければ受けるほど、稼働時間が増えます。当時の私はこんな感じでした。
在宅で仕事ができたら、家族のことも大切にしながら働ける。
そう思っていましたけど、全くそうじゃない。
片手で離乳食あげながら、パソコン作業していた時期だってあります。そしてそんな自分がまた嫌になってきたんですね。ママとしてちゃんとしていない自分が辛い。ママとしてちゃんとしたかったのに、全然ママがやれていない。
自分が望むママになれていない苦しみが襲ってきました。
そこからどうしたかというのは無料動画講座やロードマップ勉強会でお話ししていますので、ここでは割愛させていただきますね。
ママって属性に縛られたくないけど、でもママだから仕方ない。
今、私はママ起業家として、家族時間も自分時間も大切にしながら、自分が自分らしくいられる働き方ができるようになりました。こんな感じです。
無料動画講座やロードマップ勉強会といった自分のコンテンツだけでなく、外部のイベントやセミナーに登壇させていただき、この話をさせていただいています。
ビジネス的にいうと、サービスの仕組み化と集客の仕組み化を行ったことが成功要因ですけど、マインドとしては見出しにもしているように、ママって言葉に甘えてはいけないけど、ママだから使わざるを得ないって思えたことでしょうか?
ママという言葉が何より嫌いで、そんなママという言葉で自分で自分を苦しめたりもした私が、今毎日のように「主婦ママ」って言葉を使っています。
私の起業人生を変えてくれた、デジタルハリウッドのWebスクールが主婦ママクラスというクラス名なんですけど、そこに入ったことで、もっと堂々と使っていい、使おう!って思えたこともあると思うんですね。
ママだけでなく、主婦と付けて、「主婦ママ」という表現にしているのはガッツリとデジハリの「主婦ママクラス」という言葉からパクっています。。w (もう公認いただけていると勝手に思っていますが。)
ですが、この「主婦ママ」というワードに私は救われ、間違えなく、このワードのおかげで今のお仕事ができています。先日デジハリの杉山学長にもお会いすることができたので、直接お礼も言わせていただきました^^(感情溢れて、涙流しながら伝えたので、伝わっているか怪しいですが、伝わったはず!!)
ママという言葉が嫌いだったのに、ママを使わない日はない
あんなにママという言葉が嫌いだったのに、この仕事をしていてママという言葉を使わない日はありません。自分勝手ですよね。だけどそれこそ、もう自分に偽りのない働き方というか、生き方ができているなと感じているんです。
もちろん、私が「主婦ママ」と絞って発信をすることで、それが嫌だと思う方もいるでしょう。それを見たら苦しい方もいると思います。だから遠慮なくブロックしていただけたらと思うんです。
私はママになれない時に、ママである知人・友人とうまく一緒に過ごせなくて、疎遠になりました。私がママになったことで、私から距離を取った人も絶対にいるでしょう。
でも、そういうことって、ママだけじゃないと思うんですよね。
環境が変われば、また付き合う人も変わるし、環境が変われば、考え方も変わる。それで良いと今は思えています。(こういうことをこんなオープンな場でいうのもどうかと思いますが。。)
今はもう、周りになんと思われようと、私は夫の妻として、娘の母としての自分も自分だし、そんな中で自分らしく過ごせる生き方を選んでいる。ただそれだけなんです。
40代になりましたが、今が一番人生楽しく過ごせているなと思います。
なんの縛りもなく、自分でいられている。そんな私に対して他人は色々思うこともあるかもだけど、でも自分は自分を満たすことができているんですよね。
そして、今私はそういう生き方をしたい主婦ママさんの起業・集客サポートを行っています。ビジネスサポートを通じて、主婦ママの皆さんが、主婦ママの自分と、自分自身を、自分で満たすことができる生き方を実現してほしい。
エゴかもしれませんが、でもこれが今の私がやりたいこと、やり続けたいことですね!
こんな私の思いに共感してくれて、私を頼ってくださっている皆さん、本当にありがとうございます^^