「お客様はいるのに、売上が伸びない」 「毎日忙しいのに、理想の収入に届かない」 「SNSも頑張ってるのに、なぜか突き抜けられない」
もしあなたがこんな状態なら、それは偶然ではありません。
伸び悩みには、明確な「構造」があります。
そしてその構造を理解し、適切な順番で整えていけば、ビジネスは必ず次のステージに進みます。
この記事では、私が個別コンサルで実際に使っている「3層診断フレームワーク」を公開します。
なぜ頑張っているのに突き抜けないのか?
先日、あるママ起業家の方との初回コンサルがありました。
- お客様はいる
- リピーターもいる
- 紹介案件も入ってくる
- SNSも毎日更新している
表面的には「うまくいっている起業家」です。
でも本人は、こう語りました。
「余白を作らなきゃと思っているのに、まだ思うように稼げていないことが不安で焦っている。この2つの気持ちが同時に存在していて、後者に占領されている」
この状態、実は多くのママ起業家が陥る「伸び悩みの悪循環」なんです。

伸び悩みの悪循環とは?
- 忙しく働く → でも理想の収入に届かない
- 焦りと不安 → 「もっと頑張らなきゃ」と思う
- さらに仕事を詰め込む → 紹介案件も断れない、低単価も受ける
- 余白ゼロ → 疲弊する、考える時間もない
- 突き抜けられない → また①に戻る
この悪循環から抜け出すには、「もっと頑張る」ではなく「構造を整える」必要があります。
ママ起業家が突き抜けるための3層診断フレームワーク
私の個別コンサルでは、Web集客のテクニックやSNS運用のノウハウをお伝えする前に、必ず確認する3つの層があります。

なぜママ起業家が突き抜けるためにこの順番の整理が必要なのか?
多くのコンサルタントは、いきなり「商品設計」や「集客導線」の話をします。
でも私は違います。
なぜなら、土台が整っていない状態で商品を作っても、それは砂上の楼閣だからです。
ビジネスは、ピラミッドのように下から順番に積み上げる必要があります。
- 最下層:家族関係 ← ここが崩れると全てが崩れる
- 2層目:時間管理 ← やりたいことに時間を使えているか?
- 3層目:顧客理解 ← お客様が見えているか?
- 最上層:商品・ブランディング ← ここは最後
では、それぞれの層で何を診断し、どう整えていくのか?
具体的に解説していきます。
【第1層】時間の整理:稼働時間とやりたいことの「現実」を見える化する
診断ポイント:あなたは本当にやりたいことをやれていますか?
多くの起業家が勘違いしているのが、「忙しい=成長している」という思い込みです。
でも実際は、稼働時間の中身が「やらなきゃ」で埋まっているだけ、ということがほとんど。
こんな状態になっていませんか?
- 紹介案件は断れない(「仕事がなくなるかも」と思うから)
- 低単価でも受ける(「次につながるかも」と期待するから)
- 即レス対応を徹底する(「これが良いと言われているやり方だから」)
- 「これがいいと言われているやり方」を、深く考えずにやっている
今回のクライアントさんも、スケジュールを見える化したときに気づきました。
「それが本当に自分の望んでいたことだったのか、『そうしないと仕事がなくなるかも』という不安に、少し引っ張られていた」
第1層でやること:
✔︎ 1週間の稼働時間を徹底的に見える化する
✔︎ 「やりたいこと」と「やってること」のギャップを炙り出す
✔︎ そのギャップを埋めるために何を手放すか、何を変えるかを明確にする
まずは、現実を直視すること。
ここから全てが始まります。
【第2層】家族の整理:ビジネスの成功は夫婦コミュニケーションから
診断ポイント:家族は、あなたのビジネスをどう思っていますか?
ここは、多くのコンサルタントが触れない部分です。
でも私は確信しています。
ママ起業家のビジネスの成功は、夫婦コミュニケーションが9割。
なぜなら、起業している間、家族はあなたを見ているからです。
起業家が抱える「家族への罪悪感」
- まだ稼げてないうちは、「いつまで続けるの?」という視線
- 稼げるようになったら、「忙しすぎて家のことができない」という不満
どちらも、家族に負担をかけている現実があります。
でも、それを「申し訳ない」と思いながら、家族とちゃんと話せていますか?
今回のクライアントさんにも、こう質問しました。
「ご家族はあなたのビジネスをどう思ってる?そして、あなたは家族に対してどう思ってる?」
この対話ができていないと、ビジネスはどこかで行き詰まります。
第2層でやること:
✔︎ 家族との対話、できていますか?
✔︎ あなたは家族に対してどんな感情を持っていますか?(罪悪感?感謝?それとも...)
✔︎ 家族を巻き込む。応援してもらう。そのための対話の仕方を設計する
ビジネスの土台は、家族関係です。
ここが整って初めて、安心して走れるようになります。
【第3層】お客様の整理:「ぼんやり」から「見える化」へ
診断ポイント:あなたのお客様は、本当に見えていますか?
「お客様はいる」と「お客様が見えている」は、まったく違います。
- リピーターはいる。でも、なぜリピートしてくれているのか言語化できますか?
- 新規のお客様は来る。でも、どんな人に来てほしいのか明確ですか?
実は、お客様が「ぼんやり」しているから、商品もぼんやりするんです。
今回のクライアントさんも、こう気づきました。
「家の中でパソコンに向かっているだけでは、新しいお客様とは出会えない、という当たり前のことが、すとんと腑に落ちた」
そうなんです。
パソコンの前だけでは、お客様は見えてきません。

お客様を見える化する5ステップ
- パソコンの前(ぼんやり) ← 多くの人がここで止まっている
- 外に出る ← 意識的に外に出て、人と会う
- 体験する ← お客様としてサービスを受ける、体感する
- お客様が見える ← ストーリーが重なる瞬間が来る
- 商品が明確になる ← お客様と一緒に商品を作れるようになる
クライアントさんも、こう語りました。
「これからは意識的に外に出て、サービスを受けて、『お客様としての体験』をたくさん積んでいきたい。その体験をちゃんと言葉にして、今後の発信やサービスづくりにもつなげていきたい」
第3層でやること:
✔︎ 外に出て、体験して、お客様を「体感」する
✔︎ お客様のストーリーと、あなたのストーリーが重なる部分を見つける
✔︎ お客様と一緒に商品を作る。そのための「見える化」を丁寧に行う
最初からお客様が明確に見えている人なんていません。
だからこそ、時間をかけて丁寧にお客様を見える化していく。
このプロセスこそが、あなただけのブランドを作るんです。
商品設計は、土台が整ってから
ここまで読んで、気づいた方もいるかもしれません。
「商品設計の話、まだ出てきてないじゃん」
そうなんです。
多くの起業コンサルでは、最初から「商品設計」や「集客導線」の話をします。
でも私は、違います。
まず、あなた自身の土台を整える。
- 時間の使い方は、本当にやりたいことに向かっているか?
- 家族との関係は、安心してビジネスに向き合える状態か?
- お客様は、ぼんやりじゃなくて、ちゃんと見えているか?
この3つが整って初めて、商品設計やブランディングに入っていきます。
なぜなら、商品はお客様と一緒に作るものだから。
土台が整っていないまま商品を作っても、それは「自分が売りたいもの」になってしまう。
でも土台が整ってから作ると、それは「お客様が求めているもの」になります。
この違いが、売れるか売れないかを決めるんです。
今のあなたは、どの層でつまずいていますか?
ここまで読んで、自分がどの層でつまずいているか、見えてきたでしょうか?
自己診断チェックリスト
✅ 第1層(時間の整理)でつまずいているサイン
- 毎日忙しいのに、何をやったか思い出せない
- 「やらなきゃ」で予定が埋まっている
- 本当にやりたいことに時間を使えていない
✅ 第2層(家族の整理)でつまずいているサイン
- 家族に対して罪悪感がある
- 家族にビジネスの話をしていない(できない)
- 「理解してもらえない」と諦めている
✅ 第3層(お客様の整理)でつまずいているサイン
- お客様像を聞かれると、答えに詰まる
- なぜリピートしてくれるのか、言語化できない
- パソコンの前でずっと作業している
複数当てはまる方も多いと思います。
それで大丈夫です。
大切なのは、どこでつまずいているかを"知る"こと。
そして、下の層から順番に整えていくこと。
伸び悩みは、あなたの能力不足じゃない
今のあなたは、ゼロイチではありません。
お客様もいる。仕事も回っている。
でも、突き抜けられない。
それは、あなたの能力が足りないからじゃありません。
土台が整っていないだけなんです。
そして、土台は正しい順番で整えれば、必ず整います。
今回のクライアントさんも、コンサル後にこう語りました。
「焦りもありつつ、でも『これから何を整えて、どう動いていくか』が少し見えてきた。そんな時間だった」
見えてきたら、あとは動くだけです。
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✔︎ なぜ頑張っているのに売上が伸びないのか?
✔︎ 時間・家族・お客様、どこに課題があるのか?
✔︎ 次のステージに行くために、今何を整えるべきか?
✔︎ あなたのビジネスの現在地と、これから進むべき方向
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