
この本を読んで真っ先に思ったのは、
「私が起業する時に、こんな本があったらどれだけ心強かっただろう」ということでした。
会社員を退職して専業主婦になり、
資格や職歴が強みと言えるわけではない状況から
「おうち起業」に挑戦しようと思った時
本屋を探してもAmazonの電子書籍を探しても、
その時の私を望む方向に導いてくれる、現実的で具体的な本は見つかりませんでした。
また、「コンサルタント」という働き方に対して、
私はずっと
「特別な能力が必要で、会社員としてコンサルタントの経験がある人が職歴を活かしてやるもの」というイメージを持っていました。
でも本書を通して、コンサルに必要な土台は、
実は多くの人が社会人経験の中で培っているものだと気づかされました。
顧客との関わり方、配慮、ヒアリングや提案力、そして社会人としての常識。
私自身も、営業職や、営業サポート・事務などの経験が、
そのまま「おうちコンサルタント」に活かせる力だったと実感できました。
引用「コンサルタント以外の業種にも、コンサルティングの要素が多分に含まれている。気付かぬうちに多くの人がコンサルティングの経験を積んでいる」
この視点は、特に自信を失いかけているママたちにとって大きな救いになると思いました。
本書が誠実だと感じたのは、
「ありのままのあなたが話せばコンサルになれる」という甘い話では終わらないところです。
コンサルタントには傾聴力が不可欠で、お客様の問題を一緒に整理し、解決策を導き、行動まで伴走していく力が求められます。
だから「会話が上手い=向いている」と単純に言えない。
ここをきちんと伝えてくれているのが信頼できました。
そして全体を通して感じたのは、今悶々としている人へ向けて、背中を押してくれるメッセージです。
「簡単ではない。でも、あなたが望めばこの働き方は手に入る」そんな希望と現実の両方が、温度感のある言葉で描かれていました。
さらに印象的だったのは、書籍の端々に「家族ありきの働き方」への視点が込められていることです。
家族との時間を大切にするからこそこの働き方を選んだ、という筆者の愛情やリアリティがにじんでいて、一般的なビジネス書とは違う温かさがありました。そこがこの本の魅力のひとつだと思います。
この書籍が、会社員として頑張ってきた経験がある、自分の可能性を信じている、そんな眠れるママたちの潜在能力に火を灯してくれる一冊になってくれると思います。
想いを売れるカタチに変えるデザイン講師/Webスタイリスト®
HIROHIROdesign タエさん
