最近、ホームページ制作にClaude CodeというAIツールを取り入れるようになって、Webサイト制作の流れが大きく変わりました。
その中で、私が制作途中の確認に使っているのが、Vercel(バーセル) というサービスです。
先日、お客様にデザイン確認用のURLをお送りしたところ、こんなご質問をいただきました。
「このURLのまま、ホームページとして使ってはいけないんですか?」
たしかに、URLを開けばホームページはちゃんと表示されています。
スマホでも見られるし、そのまま人に送ることもできます。
だからこそ、
- これで十分なのでは?
- わざわざ独自ドメインにする必要あるの?
- そもそもVercelって何?
と思いますよね。
実は私自身も、Claude Codeを使い始めた頃、
「こんなに簡単に公開できるなら、お客様のサイトもVercelでいいのでは?」
と感じたことがありました。
でも、実際にお客様のホームページとして考えると、便利さだけでは決められないポイントがあります。
今回は、
- Vercelとは何か
- 無料で使えるのか
- VercelのURLと独自ドメインはどう違うのか
- 事業用ホームページでは何を考えたらいいのか
を、できるだけやさしくまとめてみます。
Vercel(バーセル)とは?
Vercelとは、作ったホームページをインターネット上に公開するためのサービスです。
ホームページは、作っただけでは他の人に見てもらうことができません。
インターネット上の「見られる場所」に置いて、はじめて公開されます。
Vercelは、その「公開する場所」を用意してくれるサービスのひとつです。
たとえば、制作したサイトをVercelに公開すると、
https://○○.vercel.app
のようなURLが発行されます。
このURLを開けば、作ったホームページをすぐに確認することができます。
私も今、Claude Codeで作ったサイトをVercelに公開して、お客様にデザインや内容を確認していただくことがあります。
修正した内容も反映しやすく、制作途中のやり取りがとてもスムーズになります。

VercelのURLをそのまま使ってもいいの?
結論から言うと、VercelのURLでもホームページを表示することはできます。
つまり、
「VercelのURL=使ってはいけないもの」
というわけではありません。
ただし、ここで考えたいのが、“表示できる”ことと、“事業用ホームページとして使いやすい”ことは別 だという点です。
たとえば、制作途中の確認用として使うなら、VercelのURLはとても便利です。
でも、お店やサロン、スクールの正式なホームページとして長く使っていく場合には、少し話が変わってきます。
なぜなら、URLは単なる文字列ではなく、お店やブランドの「案内先」そのもの だからです。
独自ドメインって何?
独自ドメインとは、
自分で取得して使うホームページのURLのことです。
たとえば、
https://preshine.jphttps://yourbrand.jp
のようなものですね。
一方、Vercelから発行されるURLは、
https://your-site.vercel.app
のように、Vercelのサービス名が入った形になります。
どちらもホームページを見ることはできますが、役割や印象は少し違います。

VercelのURLと独自ドメインの違い
では、何が違うのでしょうか。
1. 覚えてもらいやすさが違う
独自ドメインは、お店やブランドの名前に合わせて決められることが多いので、お客様に覚えてもらいやすくなります。
名刺やショップカード、Instagramのプロフィールなどに載せるときも、独自ドメインの方が案内しやすいですよね。
一方で、VercelのURLは確認用としては便利ですが、サービス名が入るため、正式なホームページとしては少し説明が必要になることもあります。
2. 長く使う前提で考えやすい
独自ドメインは、自分で取得して管理するURLです。
そのため、今後ホームページの置き場所を変えたとしても、同じURLを使い続けやすいというメリットがあります。
これは、ホームページの引っ越しをするときにも安心材料になります。
3. 事業用ホームページとして育てやすい
サロン、スクール、個人事業など、長く発信していくホームページは、URLそのものもお店の資産のひとつになります。
「自分のお店のURL」として育てていけることは、独自ドメインの大きな魅力だと思います。
Vercelは無料で使えるの?
はい。Vercelには無料プランがあります。
ただし、ここでとても大切なのが、
「無料で使える」=「どんな用途でも無料で使える」ではない
ということです。
Vercelには主に次のようなプランがあります。
- Hobby:無料
- Pro:有料
- Enterprise:大規模向け
このうち、無料のHobbyプランは、基本的に個人・非商用利用向けと考えた方がわかりやすいです。
つまり、
- 個人の学習用サイト
- 趣味のホームページ
- 制作の練習やテスト
といった用途には使いやすい一方で、
- 事業用ホームページ
- 有料サービスの会員サイト
- 販売や申込みを伴うサイト
- 受託制作の公開・確認用サイト
など、仕事として使うケースでは注意が必要です。

無料プランなら、仕事では使えないの?
ここは少し誤解されやすいところですが、
「Vercel自体が仕事で使えない」のではなく、無料プランのまま仕事で使うのは注意が必要 というイメージです。
つまり、Vercelそのものはとても便利なサービスですし、商用利用もできます。
ただし、その場合は利用目的に合ったプランで使うことが大切です。
私自身も、制作途中の確認や構成の整理などで、Vercelの便利さをかなり感じています。
だからこそ、
- 制作途中の確認に使うのか
- 正式公開にも使うのか
- 事業用として運用するのか
- 会員向けのサイトとして使うのか
といった目的を、最初にきちんと整理しておくことが大切だと思っています。
独自ドメインにすれば、Vercelの無料利用でも大丈夫?
ここも、よく混同しやすいポイントです。
独自ドメインを設定することと、Vercelの利用プランは別の話です。
たとえば、Vercelに置いているサイトに独自ドメインをつなぐことはできます。
見た目のURLは独自ドメインになります。
でも、サイトを動かしている場所がVercelのままであれば、
Vercelの利用条件そのものが変わるわけではありません。
つまり、
- 独自ドメインにしたから無料プランの条件が変わる
- 独自ドメインにしたから商用利用の扱いが変わる
ということではないんですね。
このあたりは、最初にわかっていると混乱しにくいと思います。
WordPressとVercelは何が違うの?
ここも、Webが苦手な方には少しわかりにくいところかもしれません。
簡単にいうと、
- WordPress:更新しやすい仕組みを持ったホームページのシステム
- Vercel:作ったホームページを公開する場所
という違いがあります。
WordPressは、管理画面から文章を書き換えたり、ブログを投稿したりしやすいのが魅力です。
一方でVercelは、Claude Codeなどで作ったサイトをスムーズに公開・確認できるのが強みです。
だから、どちらが良い・悪いではなく、
- お客様自身が更新したいのか
- どんな形で運用していくのか
- 制作後の管理を誰が行うのか
によって向いている方法が変わってきます。
私が大切にしたいこと
Claude Codeを使うようになって、ホームページ制作は本当に身近になったと感じます。
以前よりも早く形にできるし、アイデアも試しやすくなりました。
でも、その一方で思うのは、
作りやすいことと、お客様が安心して使い続けられることは別 だということです。
たとえば、
- ホームページの公開後、誰が更新するのか
- 毎月どんな費用がかかるのか
- 数年後に別の方法へ移行したくなったときに困らないか
- お客様自身が「自分のホームページ」として扱いやすいか
こうしたことは、デザインや見た目と同じくらい大切だと思っています。
私は、ホームページは作って終わりではなく、
お客様のお仕事と一緒に育っていくもの だと考えています。
だからこそ、Vercelのような便利なサービスも活用しながら、
その方に合った形をご提案していきたいです。
まとめ|Vercelは便利。でも正式なホームページは目的に合わせて考えたい
Vercelは、ホームページを公開したり、制作途中の確認をしたりするのにとても便利なサービスです。
実際に私も、Claude Codeで制作したサイトの確認に活用しています。
ただし、
- 無料プランには用途の注意があること
- VercelのURLと独自ドメインは役割が違うこと
- 長く使うホームページは「公開後の運用」まで考えること
は、あらかじめ知っておくと安心です。
VercelのURLでもサイトを見ることはできます。
でも、事業用ホームページとして案内しやすく、長く育てていきやすいのは、やはり独自ドメインです。
便利なサービスを上手に使いながら、
「見せるため」だけでなく、続けやすいホームページ を考えていきたいですね。
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