有田絵梨のストーリー・実績

周りが望む未来を手放して、私に残ったもの|起業10年目、働き方を選び直した話

女性起業家のためのWeb集客導線コンサルタントの有田絵梨です。

起業して10年目。

今、私はようやく、
本来自分が思い描いていたステージに入れたのかもしれないと感じています。

家族を大切にしながら、
自分の暮らしを大切にしながら、
目の前の人と丁寧に向き合う。

大きく見せることでも、
誰かに未来を見せ続けることでもなく、
今の自分の現実から、少しだけチャレンジしながら仕事を育てていく。

そんな働き方を、今、心からありがたく感じています。

たくさん手に入れて、たくさん手放してきた

私はこれまで、いろいろなものを手にしてきました。

年商3000万円。
事務所。
出版。
講座。
コンサルティングサービス。
受講生さんとの時間。
肩書き。
実績。
「先生」と呼ばれる立場。

当時の私にとって、それらは確かに必要なものでした。

夢中で走ってきた先に得られた、大切な経験です。
その時々で本気で向き合ってきたからこそ、得られたものでもあります。

でも今振り返ると、私は手に入れたものと同じくらい、
もしかしたらそれ以上に、たくさんのものを手放してきたのだと思います。

事務所を手放し、
サービスを整理し、
講座の形も見直し、
拡大し続けることも、
「先生」でい続けることも、
少しずつ手放してきました。

拡大期の私は、どんどん苦しくなっていた

拡大期の私は、今振り返ると、どんどん苦しくなっていました。

でもその頃の私は、それを「苦しさ」とは思っていなかったのだと思います。

周りの方からは、

  • 「有田さんが未来を見せてくれるから頑張れます」
  • 「有田さんが先を走ってくれているから希望になります」
  • 「私もそんなふうになりたいです」

そんな言葉をいただくことがありました。

もちろん、とてもありがたかったです。

私の働き方や姿が、誰かにとっての希望になっているのだとしたら、
それは本当に嬉しいことでした。

だから私は、いつしかそれを、
自分がやるべきことだと思うようになっていたのだと思います。

  • もっと売上を上げること。
  • もっとサービスを増やすこと。
  • もっと前に進み続けること。
  • もっと形として見せていくこと。

そうすることで、誰かに未来を見せられる。
そうすることで、ビジネスのリアルを伝えられる。

そう信じていました。

そして、それは決して間違っていなかったと思います。

実際に、私の姿を見て勇気を持ってくださった方もいたと思います。
前に進むきっかけになったと言ってくださる方もいました。
その言葉に救われたことも、頑張れたことも、確かにありました。

だけど、いつの間にか私は、
周りが望む未来を、自分の人生で現実にしていくようになっていたのかもしれません。

誰かにとっての理想の働き方。
誰かにとっての成功の形。
誰かにとっての憧れの未来。

それを、私自身の人生で証明しようとしていた。

つまり私は、知らないうちに、
他人軸の人生を生きていたのだと思います。

間違っていたからではなく、苦しくなったから手放した

ここは、誤解されたくないところです。

私は、これまでやってきたことが間違っていたとは思っていません。

形として見せていくこと。
背中を見せること。
ビジネスのリアルを伝えること。

それは、その時の私にできた大切な役割だったと思っています。

でも、正しかったことでも、
今の自分には苦しくなることがあります。

私の場合は、そうでした。

  • 見せ続けなければいけない。
  • 進み続けなければいけない。
  • もっと大きくならなければいけない。
  • 期待される未来を、私が現実にしなければいけない。

そんな感覚が、少しずつ大きくなっていきました。

だから私は、手放しました。

それが間違っていたからではありません。
嫌いになったからでもありません。
誰かを大切にしなくなったからでもありません。

ただ、今の私は、
その形で背中を見せ続けることに苦しさを感じるようになった。

だから、もうその役割を降りようと思ったのです。

周りが望む未来を手放したら、人も離れていった

周りが望む未来を、私は少しずつ手放していきました。

  • もっと拡大すること。
  • もっと売上を上げ続けること。
  • もっとサービスを増やすこと。
  • もっと人を導き続けること。
  • もっと「すごい私」でいること。

きっと、私に期待してくださっていた方たちは、
その先の未来を見たかったのだと思います。

年商3000万円を超えたその先。
もっと大きな会社になっていく姿。
チームを作り、仕組み化し、さらに影響力を広げていく姿。

でも私は、その未来を選びませんでした。

ひとつずつ手放していったら、
見事なほどに、周りも離れて
いきました。

フォロワーも。
見込み客も。
かつて私の未来に期待してくれていた人たちも。

最初は、それがとても怖かったです。

「ああ、私が見せていたものに、人は集まっていたんだ」

そう感じたこともありました。

私自身というより、
“これからもっとすごくなりそうな私”に期待してくれていたのかもしれない。

そう思うと、寂しさもありました。

でも今は、それでよかったのだと思っています。

私はもう、誰かが見たい未来を、
自分の人生で証明するために働きたいわけではないからです。

今、そばにいてくれる人たち

だからこそ今、
私の周りにいてくださる方や、
お客様として出会ってくださる方たちの存在が、
本当にありがたいです。

以前のように、

「もっと大きくなっていく有田さん」
「未来を見せてくれる有田さん」
「すごい結果を出し続ける有田さん」

に集まってくださっているのではなく、
今の私は、もっと等身大です。

手放したものもあります。
失敗したこともあります。
迷ったこともあります。
拡大ではなく、自分の人生に戻ることを選びました。

それでも今、私のそばにいてくださる方たちは、
心から自分の人生を生きようとしている私に、
集まってきてくださっているのだと思います。

それは、以前とはまったく違う嬉しさがあります。

期待される未来を見せ続けることでつながる関係ではなく、
自分の本音で生きる姿を通してつながる関係。

誰かの理想を背負うのではなく、
それぞれが自分の人生を大切にしながら、
必要なタイミングで出会う関係。

今、そういうお客様や仲間に囲まれていることが、
とても幸せです。

大きく見せない今が、心地よい

何より今の私は、
何も大きく見せていない自分が心地よいです。

年商をもっと大きくすること。
会社を大きくすること。
サービスを増やし続けること。
たくさんの人を抱えること。

そういう未来を追いかけていた時期もありました。

でも今は、
大きなことを掲げるよりも、
今の自分の現実から少しだけチャレンジしているくらいのステージが、
一番心地よいのだと思います。

家族との時間を大切にしながら、
自分の暮らしを整えながら、
目の前のお客様と丁寧に向き合いながら、
少しだけ新しいことに挑戦してみる。

たとえば、文章を書くこと。
音声を撮ること。
またブログに自分の言葉を残していくこと。
今やりたいことを、今楽しんでやってみること。

誰かに「すごい」と思われるためではなく、
自分の中にある小さなワクワクを、
現実の中で少しずつ形にしていく。

今の私は、そのくらいの挑戦がちょうどいい。

大きく見せなくてもいい。
遠くの未来を証明し続けなくてもいい。

自分の暮らしの中で、ちゃんと息ができる場所で、
自分の仕事を育てていきたい。

起業10年目に思うこと

起業して10年目。

私はようやく、
本来自分が思い描いていた働き方に戻ってきたのかもしれません。

家族を大切にしたい。
自分の暮らしを大切にしたい。
住む場所や環境に左右されずに、自分の仕事を育てていきたい。
目の前の人と、丁寧に向き合いたい。

起業した頃に大切にしたかったものは、
本当はずっと変わっていなかったのだと思います。

ただ、その途中で私は、
たくさんのものを手に入れ、
たくさんの期待を受け取り、
たくさんの役割を背負ってきました。

そして今、ひとつずつ手放してきた先に、
ようやく残ったものがあります。

それは、誰かが望む未来を生きる私ではなく、
自分の人生を、自分の感覚で選び直している私です。

今の私は、
「私の背中を追いかけてください」とは思っていません。

私と同じようになる必要もないし、
私が歩いてきた道を、同じように辿る必要もありません。

それぞれに家族があり、暮らしがあり、今の状況があり、望む未来があります。

だから私は、
その人が今求めているものに合わせて、
私にできることを提供していきたい。

決まった大きな未来を見せるのではなく、
目の前の人が、自分の人生を大切にしながら進んでいけるように、
今の私にできる形で関わっていきたい。

誰かの正解ではなく、自分の人生に合った働き方へ

もし今、
自分の働き方やビジネスの形を見直している方がいるなら。

  • もっと大きくしなきゃ。
  • もっと売れなきゃ。
  • もっと前に出なきゃ。
  • もっと期待に応えなきゃ。

そう思いながら、
本当は少し苦しくなっている方がいるなら。

私はこれから、
今の私が感じていること、
手放してきたこと、
そしてこれからの仕事の形を、
少しずつ言葉にして残していこうと思います。

誰かの正解ではなく、
自分の人生に合った働き方を選び直していくために。

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  • この記事を書いた人

有田 絵梨

1983年、熊本県生まれ。青山学院大学 経営学部卒。

ブライダル・アパレル業界を経て、2017年より女性起 業家のWeb集客をサポート。これまで400名以上の実績。「Webスタイリスト®」として、理想のお客様と つながるWebメディアづくりを支援。

初著書『おうちコンサルタントの始め方』出版。

■家族:夫・10歳の娘・愛犬との3人1匹家族
■趣味 :ジャズダンス・ホットヨガ

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