
起業の世界にいると、
ずっと続けていける働き方とは何だろうと考えることがあります。
今回の「わたしらしく働く対談」でお話を伺ったのは、
グラフィックデザイナーとして20年以上、
フリーランスとしても11年目を迎えているIKUEさん。
長く仕事を続けてきた人だからこそ語れる言葉には、
強さと優しさのどちらもありました。
正解がないからこそ、続けられるデザインの世界
IKUEさんがデザインの仕事を長く続けてこられた理由を伺うと、とても印象的な言葉がありました。
デザインは、これが正解という終わりがない世界。
だからこそ、ずっと探求し続けられるのが楽しい。
どれだけ経験を積んでも「これで終わり」と言い切れない。
もっと良くできる、もっと表現できる。
その感覚が、IKUEさんを20年以上走らせ続けてきた原動力だと感じました。
企業案件も個人案件も、変わらないのは人の想いを受け取る姿勢
IKUEさんは企業案件から個人起業家のデザインまで、幅広く手がけています。
ジャンルが違っても、根底にあるのは同じ想いだと言います。
相手がどんな世界観を届けたいのか。
誰に伝えたいのか。
そのデザインをなぜ形にしたいのか。
デザインの中心には必ず人がいる。
その人の想いを丁寧に受け取ること。
IKUEさんのデザインが多くの方から信頼される理由は、ここにあると感じました。
フリーランス11年で見えてきた、リピーターにつながる関係づくり
IKUEさんは、技術以上に大切にしていることがあると話してくれました。
それは、コミュニケーションの積み重ねです。
メールだけで完結させず、時には電話を選ぶこと。
文字では伝わりにくいニュアンスを大切にすること。
相手が安心できるように、誤解のないやり取りを心がけること。
リピーターが多い理由は、デザインの上手さだけではありません。
人との関係を大切にしてきた姿勢が、長く続けられる仕事につながっていると感じました。
好きだから続くのではなく、続けてきたから好きになる
対談の中で心に残ったのは、
IKUEさんがデザインを「好きだから続けている」のではなく、
続けてきたからこそ、より深く好きになっていったということです。
終わりがない世界だからこそ探求し続けられる。
人とのつながりを丁寧に育てる。
依頼が続く理由を、自分でつくってきた。
こうした積み重ねが、20年以上のキャリアにつながっているのだと思いました。
IKUEさんとの対談動画はこちらから
デザインを続けてこれた理由
フリーランス11年目のリアルな働き方
YouTubeの対談はこちらからご覧いただけます。
まとめ
IKUEさんのお話を伺って感じたのは、
どの仕事にも共通する本質があるということです。
正解のない世界を楽しむこと。
相手の想いを丁寧に受け取ること。
コミュニケーションを大切にすること。
デザインの話でありながら、
どの働き方にも当てはまるヒントがたくさんありました。
あなたのこれからの働き方にも、きっと何か気づきがあるはずです。
IKUEさんウェブサイト
https://salon198.com/



