女性起業・ビジネス

なぜ、私はママ起業を選んでいるのか?

2024年3月19日

皆さんは、なぜこの世界を選んでいますか?

私がママ起業を選んだ理由をお話しさせてください。


私がママ起業の世界で仕事をすることを選んだのは、夫と娘のためです。

結婚前の私はアパレルとブライダルのサービス業。

土日は仕事、お正月もセールで仕事でした。


私が漠然と、この仕事を続けられない。。そう思ったのは、婚約時の2つの出来事です。


クリスマスの日。

私は福岡、夫は熊本に住んでいて、クリスマスの夜は私の家に夫が来ていました。


夜ご飯を家でゆっくり食べよう。そう思っていたらクリスマスセールの中で起きたクレーム対応。

お酒を飲みまくっていた私は、慌てて水を飲みまくり、隣の部屋でお客様対応に追われてました。無事に解決し、日付を超える頃、そーっとドアを開けると。。リビングのソファで爆睡な夫がいました w


元日。

お互いの熊本の実家に年始の挨拶に行き、その足で担当していたエリア、福岡の商業施設の正月セールの応援に行き、セールの声出しをしている中でどんどん発熱し、一番稼ぎどきの、元旦夜から4日まで休みました。

復活して、店舗に行く時の行きずらさは今でも鮮明に覚えています。





家庭と仕事を自分が思う理想の両立を目指したんですけど、うまくいかなかった。


。。。


これだけじゃないんです。


その後、結婚し、熊本の家で一緒に生活を始めたら

土日がお休みの夫と、土日が稼ぎどきの私、ヘトヘトになりながら、22時ごろ自宅に帰ると、キッチンに洗い物の山。。。


いやいや、休みの人がやってくださいよ。。

大喧嘩して飛び出したこともありました。
(でも本当は、土日休みの夫が、私のために慣れない料理を頑張ってたんです。)


夫婦時間でこんなことが起きるんだから、もしこの先子供が生まれたら。。。絶対に私たちは破綻する。。


そう思って私が退職しました。







突然、専業主婦になり、どうしたら良いかわからず。。近くの図書館で「愛され妻」系の本を借りまくる日々。。w

VERYを読んだり、一生懸命、私の理想の専業主婦像を作り上げようとしたけど。。


うまくいかなかった(今思うと、私はそもそも専業主婦を望んでいない)




そして、私たちはなかなか子供に恵まれなかった。


浅はかですが、

すぐ子供はできると思っていた。

2年はかかりました。


不妊治療をされている方にとっては、2年なんて一瞬。。かかるなんて表現してほしくない。


そう思われるかもしれません



ですが、私たちにとってはとてもとても長い時間だったので、そう書かせてください。


だけど、付き合って1年も経たずに結婚した私たちにとっては。。。
貴重な時間だったかもしれません


私たち夫婦の在り方について、お互い考えた時間だったかと。




3回目の妊娠。。


毎回の妊娠で必ず、出血し流産になってしまう私は。。。3回目も大量出血。。


病院にすぐ来るように言われ。。
母が車の助手席のシートを倒して、ゆっくりと病院まで運んでくれました。


・・・

今回も出血があった。。


またダメかもしれない。

仕事中の夫にも携帯で状況を伝え、病院へ。


・・・

覚悟を決めて診察室に入ったら


「心拍確認できましたよ。」

そうお医者さんに言われました。

3回目の妊娠で初めての「心拍確認」でした。

不妊治療のクリニック。

待合室で待つ母に
小声でそっと、心拍確認できたことを伝え

母と、嬉しい気持ちを押し殺して会計まで待ちました。


・・・

病院を出て道を歩いていると

慌てて駆けつけた夫に会いました。
夫も覚悟を決めていた表情でした。。。

涙を押し殺しながら
「心拍確認できたよ」

そう伝えた、あの日の出来事。

後ろで涙ぐむ母の姿。

一生忘れることができません。




私にとって

奇跡の出産、我が子。


私たちを

パパとママにしてくれた娘。

夫に対しても。

私はこの家族を全力で守りたい。


2016年4月7日

娘が生まれました。

そして。。。

その1週間後

2016年4月14日

熊本地震がありました。


授乳にも不慣れな夜中1時過ぎ。

泣いている我が子に一生懸命授乳をしている最中に
本震がありました。


・・・


1週間前に誕生した娘が
たった、1週間で死んでしまうかもしれない


そんなことがあってはいけない。

だけど、私が死んでこの子だけが生きたら。。

短い時間の中で
たくさんのことを考え

とにかく抱きしめることに必死でした。

・・・

私はとにかく家族を守りたい

私を妻にしてくれた夫、母にしてくれた娘のために
私はこの家族を命懸けで守りたいと思っています。


だから、私は起業しました。



いつでも家族のために動けるようでいたいと。



今、皆さんのサポートをしている中で

起業を事業にするには
自分都合の理由だけではダメだ

お客様ファーストであるべきだと伝えています。


その気持ちは変わりません。



だけど、
あなたとあなたの家族を守れるのは
あなただけです。



ビジネスを突き抜けさせるには
お客様ファーストが大切


だけど、それができるのは


そもそも自分や家族を大切にできているからです。




自分を偽っていたり
自分の何かに蓋をしていたり

家族がいらっしゃる方は
家族を蔑ろにしていたり

・・・


そんな状態ではビジネスはできない




私は家族が一番です。


その上でこのお仕事をさせていただいています。



ですが。。。



私の起業理由は


未就学児の子供の母として
会社員の夫を持つ妻として

東京でワンオペ育児の私が
私らしく働く道がここだったということです。



。。。。

2024年

間も無く、娘が小学2年生になります。


夫も会社員ではありますが
副業にもチャレンジし、新しい道を切り開いています。



そんな家族の環境の中で


今の私のままでいいのか?


正直、色々考えています。




起業の目的は達成し
事業展開も行え、ビジネスは順調です。

だけど、私は億女になりたいわけでも
ビジネスを大きく展開していきたいわけでもない。



起業の目的を達成した今、

改めて、今後の人生を考えているところです・・・

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  • この記事を書いた人

有田 絵梨

Webセールススタイリスト®︎

1983年生まれ・熊本市在住
青山学院大学 経営学部卒
ブライダル・アパレル業界を経て結婚を機に退職。専業主婦時代にデジタルハリウッドSTUDIO渋谷にてWebデザインを学ぶ。
2017年6月フリーランスWebデザイナーとして活動を開始。2019年頃からコンサルティング業務をメインとし、2020年に法人化、これまで300名以上の女性経営者のWeb集客をサポート。

■夫・7歳の娘・愛犬との3人1匹家族
■趣味:ジャズダンス・ヨガ

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